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皆が集合していた場所に追いつくと
「あれ?滝沢くんは?」
目黒くんがそういった
「まだお仕事あるってさ!後、歓迎会は俺らだけでらしいよ!」
「うぇ?!タッキー来ないんかい!」
ラウールくんが説明してくれて、みんなは事務所の案内のため立ち上がった
「ありがとうね、ラウールくん」
「ん?なにが??あ、あとラウでいいよ!」
ん?と私の顔を見つめるその目はキュルキュルで、年下男子の可愛さを初めて理解できてしまった
「じゃあ、ラウで。滝沢さんいなくて不安あったけど、ラウが隣にいてくれて助かったよ」
「えへ、なんか照れますね、、、」
満面の笑みで髪をクシャッとかきあげる彼は、とっても可愛かった
「ラウル、もう仲良うなってるぅ!」
「きゃは!そうなの!びっくりでしょ」
ラウはどちらかと言うと社交的なイメージだったから、康二くんの言葉に?マークが浮かぶ
「こう見えて、ラウ、人見知りやねんで!見えへんやろ?可愛いねんなぁ!!」
頭をポンポンとやろうとするがひょいと避ける
「も〜〜、恥ずかし!てかさ、康二くんだって俺と同じくらい人見知りなの知ってるから!」
「それ言うたらあかん!」
康二くんは盛り上げ上手なようで、一言一言が面白くてつい笑ってしまう
「ええねー!Aちゃんの笑顔!好きやわぁ」
「あっはは、私も康二くんの関西弁とノリ好きですよ」
「いやん、照れる!てか、タメでええねんで!堅苦しいのんも嫌やしね!」
「うん、分かった。ありがとう」
「ちょっと〜、俺がAちゃんと話してたのにぃ」
ラウにガシッと右腕を掴まれ
「ええやん別にぃ!俺だって仲良うしたいのっ!」
康二くんには左腕を掴まれた
もうっ!と私を挟んでにらめっこを開催している
じーっと見つめあっていたのに、いつの間にかホントににらめっこをし始めて、変顔大会が繰り広げられている
「ふは、康二もラウも離れな。Aさん困ってるから」
「あ、目黒くんありがとうございます」
「ふん!めぐきゅんだってほんまは仲良うしたいくせに!」
「ダメだよ!俺らからAちゃん奪わないで!」
ぎゅっとさらにしがみつかれて、ついに動けなくなる
何だこの状況は、、、
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作者名:なまじ | 作成日時:2020年6月1日 17時