take20 *黄 ページ21
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正直驚いた
いきなりその日に出会った人が、そのまま俺らの専属になるなんて、、、
てっきり、モデルかなにかかと思ったのに、できるスタッフだなんて
滝沢くんの隣で少し顔をひきつらせ、笑っている彼女はまだ頭の中でパニックが起きてるんだろうなと思った
てか実際俺もパニックが続いてる
「とりあえず歓迎会の店探すか」
冷静にふっかが店を調べ始めた
「いや、お前、すげえな」
「え?なにが?」
「いや、いきなり歓迎会しますで、その冷静さはすげえ」
そう言うと笑顔でこういった
「だって、タッキーの無茶ぶりにはもう散々やられてるしね、今更驚かねえや!」
再びスマホの画面に集中する
お前のそういうとこ頼もしいわ
「わ、ふっかさんそこめっちゃいい」
俺とは反対隣にいたラウがスマホを覗き込む
「うわ、マジだ。やべえ、腹減ってくるわこれ」
それにつられて目黒も続く
「予約決定〜♪」
「お〜深澤〜さんきゅうね」
滝沢くんにも褒められて嬉しそうに笑っている
未だに滝沢くんの隣でぽかんとしている彼女
小動物のようで可愛いと思った
ん?可愛い?
女の子に対して久々に抱いた感情かもな
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作者名:なまじ | 作成日時:2020年6月1日 17時