〇 嫉妬 ＃２ ページ32
.
ファンの子に嫉妬してる自分が惨めでしょうがなくて、うみに八つ当たりしちゃった.......。
嫌われたりしたかな、？
謝らなくちゃ。
.
((ｶﾞﾁｬｯ
中村「A〜？」
「.......」
今さっきまで反省してたつもりなのに、いざ本人を目の前にすると言葉が出ない。
まだまだ子供な自分に対して更に腹が立つ。
((ぎゅっ
「へっ！？」
後ろから包まれるような温もりを感じる。
「うみ.......？どうしたの、？」
中村「こうしたかっただけ。」
「.............そっか。」
中村「 ....... 」
いや、バックハグされた状態で無言なのきつすぎない？
えっもしかして気まずいの私だけ？
そんなことを考えているとうみが話しだした。
中村「ねえ、A。ヤキモチ妬いちゃったの？笑」
いざそう言われるとすっっごく恥ずかしい。
私、なんで嫉妬してるの？
「いや、そういう訳じゃ .... 」
中村「ほんとのこと言うと？」
「.......嫉妬した。」
バックハグされた状態だから、うみの表情を見られないのが怖い。
どんな顔してるのかな、、。
「ごめんね？つまんないことで冷たくしちゃって。」
私がそう言うと、うみは抱きしめる力を強めた。
中村「いいんだよ、可愛いじゃん。」
............. 。
え、？なにいまのド直球すぎない？！
うみはよく " 可愛い " って言ってくれるけど、
今みたいにとろんとした声で改めて言われると恥ずかしくなってしまう。
中村「照れてんの？笑」
「照れてないから！！！」
そう言いながらうみの腕を振りほどくと、
少しだけ寂しそうな顔をされるから また調子を狂わされる。
中村「ねえねえ。Aは俺のこと好き？」
「えっ好きだけど？」
中村「友達として？」
.
「ううん、メンバーとして。比べちゃいけないのかもしれないけど、友達より大切な存在だよ？」
中村「そっか。」
また一瞬だけ寂しそうな顔をしていた気がしたけど、
気のせいかなって思った。
.
.
中村「期待しちゃったじゃん((ﾎﾞｿｯ 」
「えっ？今なんか言った？」
中村「なーんも言ってないよ。早くみんなの所行こ？」
「そうだね、行こ！」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 562人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まる。 - 美紀さん» ありがとうございます！！見てくださる方がいるからこその作品なのでとても嬉しいです！！ (2020年2月15日 23時) (
レス) id: 4fdd244509 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - TravisJapan大好きで宮近海斗君と七五三掛龍也君と中村海人くんと川島如恵留君と吉澤閑也君寄りのオールです最高です寒くなったり温くなったりして体調崩しやすい時期なので気をつけて更新頑張ってくださいね応援してます (2020年2月13日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まる。 | 作成日時：2020年2月10日 15時
