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「いや〜帰りはこの坂に感謝だよね?」
中「登校中はボロクソに文句言ってんのにね?」
「ちょうど日陰だし下り坂だしサイコー」
両手を思いっきり上にあげる。
この時間が最高に幸せ。
宮「ちょ、Aアイス食うの遅すぎ!腕上げんなよ!垂れてるから!アイス飛んでくるから!!」
「あー、ごめんごめん。ハッピーオーラ出してる宮近君が気に食わなくて」
もうちゃかへの気持ちは隠すと決めた。
どう頑張っても恋人にはなれない。
そんな気がして。
いつも通り、幼馴染みとして生活するんだ。
昔みたいにふざけて、馬鹿なことして、
それで、いいんだ。
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家も近所の私たちは玄関の前で立って大声でバイバイするのが小さい時からの恒例。
「じゃー、また明日!朝起こしに行くから!」
と、隣の家のうみに伝える。
宮「海人を起こしに行く前に俺がAの事起こさなきゃだろ!」
と、目の前の家のちゃかに言われる。
中「ねー、俺らさ、いつまでこれやるの笑」
「そんなんずっとだわ!永遠!ふぉーえばー!!」
宮「うわ、頭悪そう」
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あれからしばらく経ってもちゃかが彼女と過ごす素振りを見せない。
登下校は一緒だし、お昼も一緒。
ちょっとした休み時間も教室にいるし。
誰と誰が付き合ってるーってすぐに広まる噂も、ちゃかに関しては全然回ってこない。
不思議に思っていた。
そんなある日。
マコ「A〜?一年生の子が呼んでるけど、知り合い?」
教室の入り口に目を向けると可愛らしい子がこちらを見ていた。
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あーさん(プロフ) - ヒナノさん» コメント、ありがとうございます!だいぶノロノロ更新ですが、これからも読んでいただければと思います(*^^*)本当に嬉しいお言葉ありがとうございます!! (2020年11月13日 0時) (レス) id: 4643567ab6 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナノ(プロフ) - いつも楽しく拝見させていただいてます( ; ; )!三角関係がもどかしくてこんな青春送りたかったな〜と思っちゃいます^^これからも無理のない程度で更新頑張ってください( ; ; ) (2020年11月12日 4時) (レス) id: 3f8a3982fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーさん | 作成日時:2020年7月19日 19時