すきなひと【赤・緑】

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「きたー！！！青い空！青い海！！白い砂浜！！！！」



宮「うるさ笑 どんな声量してんだよ笑」







昨日はあの後うみが一緒に居てくれたんだけど、結局一睡もできなかった。



昨日の出来事は忘れて今日を楽しもうじゃん。







「いやー、暑い！海日和だね！！最高！！」






午前中はバーベキューの食材と花火を買って、軽ーく昼食を済ませた。







「ほら！早く着替えて海入るよ！！」









割と可愛い水着買ったけど、似合うかな。



馬鹿にされるかな。



なんか緊張してきた。







いや、いつも通りいこう。



どうせ見せるのはあいつら。



よし！



そう自分に言い聞かせて先に着替え終わっていた2人の元に向かう。





「おまたせ！」





宮「お、来た…」



中「…やば、」






えっと、なにも言わないって言うのはやめて？



馬鹿にされるより傷つく。





「…なんか言ってよ。似合ってない？いや、私もこんなに可愛いのどうかな〜って思ったんだけど、」



なんて言い訳じみた事を言っていたら、



ふわっと、うみの香りがして、肩に暖かいものがかかる。






中「それ着て」




「え、そんなに見苦しい？…いや、まぁ、確かに連日のアイス続きで多少お肉は付きましたが、、」




中「じゃなくて」







中「すごい似合ってるし、めちゃめちゃ可愛いから誰にも見せたくない」








え。





昨日から変だよ、うみ。





顔に熱が集まる。





宮「海人も独占欲強いからな〜笑 でも、上着あった方がいいと思う。変な男いっぱい居るから、危ない」





辞めてよ、2人とも優しくしないでよ。




特に、ちゃか。







調子が狂うじゃん。





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