-パニックパニック ページ30
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目黒(え？ドッキリなんだよね？)
そして、目黒さんの言葉に衝撃というほど強くはないが、ハッとさせられた。
まるで何かを閃いた時のように。
知っていた、分かっていた事実であるにも関わらず。
『え？』
理解した頭に何故か気持ちが着いていかず、戸惑い始めた私に対して、目黒さんは更に戸惑っている。
目黒(本当に加入するわけじゃないよね？)
『あ、そうだった』
少し気持ちが追いついて、思い出しましたというかのように答えると、(・・・もしかして、バカなの？)と言われた。
・・・目黒蓮には言われたくない
言われたくはないが、ドッキリだということ、自分が仕掛け人だということを、何故こんなにも忘れていたのかが分からない。
本当に、SnowManのメンバーに認められることや、SnowManのファンに受け入れられるためにはどうするべきかを本気で考えていた。
徐々に頭と気持ちは現実へと戻ってはきたが、頭の混乱は続いていた。
『いや、何か自分でもよく分からなくなってきました』
目黒(どういうこと？)
『ドッキリだって知ってたはずなのに、本気でSnowManに加入するつもりで動いてた自分もいるというか』
目黒(本気でって、いや、意味が分からん)
『や、だから、私も分からないんですって』
・・・いつから？
『でも、なんで変だなって気づいたんですか？』
目黒(うん。まさかドッキリを忘れてるとは思ってなかったけど、バク転の練習の時にすげぇつっかかってきたのも、昨日のダンス練習で倒れたのも、撮れ高狙いで指示されたのかと思ってたけどガチっぽかったから、なんでそこまで必死なんだろうって思って)
『・・・ちょっと、頭の整理が必要かも、です』
目黒(・・・よく分かんねーけど、分かった)
続く(じゃ、また明日)という目黒さんの言葉で通話は終了した。
電話の後も、何故ドッキリだということを忘れ、本気でSnowManに加入するつもりになってしまっていたのかについて考える。
・・・いつから思い込んでたんだろ？
・・・バク転練習の時には、もう？
目黒さんの言葉を思い出し、向井さん、目黒さん、ラウ君との4人で練習した日を思い出す。
あの時、向井さんに話した気持ちに嘘はないし、こんなにも女であることを煩わしく思ったことはなかった。
しかし、岩本さんと約束した "ハンデを武器に変える" という気持ちで立っていたのだ。
・・・でも岩本さんと話した時はドッキリだって覚えてたのに
そして、出てきた1つの答えに悶絶した。
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あやのぱんだ(プロフ) - ちなこさん» 更新も返信も遅くてすみません。面白いと言ってくださり、ありがとうございます！しっかり完結できるように頑張ります！ (2021年5月17日 20時) (
レス) id: e4dad61570 (このIDを非表示/違反報告)
ちなこ(プロフ) - すっごく面白くてとても好きな作品になりました！！更新楽しみにしています！ (2021年4月27日 1時) (レス) id: 3adce2c6d7 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - わかりました。焦らなくていいのであやのぱんださんのペースで書いてください。次のお話楽しみに待ってます。 (2021年4月14日 0時) (レス) id: bc7370604c (このIDを非表示/違反報告)
あやのぱんだ(プロフ) - 菜々さん» ありがとうございます。公開できるまで話がまとまったら公開させていただきます。 (2021年4月13日 11時) (レス) id: e4dad61570 (このIDを非表示/違反報告)
あやのぱんだ(プロフ) - りんかさん» 時間がある時に少し書いて保存をしているので、そのせいかと思います。ただ、まだ公開できるほどまとまっていないので、、。お待たせしてすみません。 (2021年4月13日 11時) (レス) id: e4dad61570 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやのぱんだ | 作成日時：2021年3月9日 0時
