17th stories ページ24
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解熱剤の効果で汗をかいたため練習後用に持ってきていた服に着替え、クリニック近くの薬局で薬を貰い、河内さん運転の車でスーパーに寄って帰宅した。
『宮舘さんは、ちょっと待ってもらっても良いですか？』
部屋の前まで着いて、宮舘さんに部屋に入ることを一旦待ってもらえるようお願いをする。
宮舘「多少片付いてなくても大丈夫だよ？」
『今更、そんな見栄は張れないので諦めてますけど、最低限の確認はさせて下さい』
宮舘「分かった」
『ありがとうございます』
部屋の前で宮舘さんを待たせ、河内さんと2人で部屋に入り、真っ先に室内干しにしていた下着を取り込んだ。
河内「心配するほど散らかってないと思うけど」
『まぁ、そうですね』
練習漬けになって、部屋にはほぼ寝るためだけに帰ってきている状態だった。
練習は毎日あるので練習着は毎日洗濯をしていて、片付ける必要もなく乾いたら直ぐに着用している。
食欲をなくしてからはプロテインを飲んでいるだけなので料理らしい料理はしていない。
考えてみれば、散らかる要素などない生活をしていた。
それが、良いか悪いかは分からないが。
・・・良くないから、こんなことになってるんだよね
他に見られて困るような物はないかと、室内を見渡して確認してから宮舘さんを部屋に入れた。
宮舘「調理器具は使っても良いかな？」
『大した物はないですけど、好きに使って下さい』
宮舘「ありがとう。じゃあ、Aさんは休んで」
『いや、でも』
点滴のおかけで微熱になり、身体も動けるようになったにも関わらず、人様に任せて自分は休んで良いものかと考えてしまう。
宮舘「じゃなきゃ、俺が来た意味がなくなるから」
『では、お言葉に甘えます』
宮舘「河内さんはどうしますか？」
河内「無事に送り届けたことですし、今は身体も大丈夫そうなので一旦仕事に戻ります」
『河内さん、ありがとうございました』
自宅まで送ってくれた河内さんを玄関までお見送りをするため、河内さんの後を付いて行こうとしたところで宮舘さんによって阻まれた。
宮舘「寝て下さい」
『え、これくらいは』
河内「見送りはいいわ。後、明日のレッスンはなしになったから、ちゃんと休んで回復してね」
『すみません』
河内「いや、私達も無理させ過ぎたのよ。ごめんね」
そして、河内さんに抱きしめられ、耳元で「でも、後もう少しだから」と囁かれた。
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あやのぱんだ(プロフ) - ちなこさん» 更新も返信も遅くてすみません。面白いと言ってくださり、ありがとうございます！しっかり完結できるように頑張ります！ (2021年5月17日 20時) (
レス) id: e4dad61570 (このIDを非表示/違反報告)
ちなこ(プロフ) - すっごく面白くてとても好きな作品になりました！！更新楽しみにしています！ (2021年4月27日 1時) (レス) id: 3adce2c6d7 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - わかりました。焦らなくていいのであやのぱんださんのペースで書いてください。次のお話楽しみに待ってます。 (2021年4月14日 0時) (レス) id: bc7370604c (このIDを非表示/違反報告)
あやのぱんだ(プロフ) - 菜々さん» ありがとうございます。公開できるまで話がまとまったら公開させていただきます。 (2021年4月13日 11時) (レス) id: e4dad61570 (このIDを非表示/違反報告)
あやのぱんだ(プロフ) - りんかさん» 時間がある時に少し書いて保存をしているので、そのせいかと思います。ただ、まだ公開できるほどまとまっていないので、、。お待たせしてすみません。 (2021年4月13日 11時) (レス) id: e4dad61570 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやのぱんだ | 作成日時：2021年3月9日 0時
