-私は強いです ページ22
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阿部「取り敢えず、今は寝なよ。それだけ汗かいてたら疲れてるでしょ？」
『あ、はい』
阿部さんに促され、再び目を閉じる。
目を閉じると、先程まではなかった疲労感が眠気に加わっているのを感じた。
ウトウトと遠のく意識の中で、目が覚めた時にはまた自分の脚で立ち上がれるようにと、自分にだけでなく阿部さんにも言い聞かせる。
『阿部さん、私は、強いですよ・・・』
阿部「倒れといてよく言うよ」
そんな呆れたような声が返って来たが、睡魔に導かれ、反応はできなかった。
阿部「寝ちゃった？・・・そんなんだから、佐久間に心配されるんだよ」
阿部さんが何か言っているような気がしたが、もはや夢か現かは分からない。
ーーーーーー
目が覚めると、部屋には渡辺さんと宮舘さん、河内さんがいた。
河内「気分はどう？」
『・・・だいぶ、楽になりました』
河内「そう。良かった」
心配をした表情に安堵の色が加わった河内さんを見て、申し訳なくなる。
『心配かけてすみません』
河内「起きれそう？」
『はい』
促され、起き上がってみても目眩や倦怠感はなかった。
河内「寝てる間に測った時は熱下がってたけど、頑張らせ過ぎちゃったかな？」
『いや、そんなことは。あ、そういえば、阿部さんは？』
ふと、眠る前までいた阿部さんの姿がないことに気づく。
宮舘「阿部なら収録に行ったよ」
河内「私が来る前に、マネージャーが迎えに来たみたい。さっきまでKO-KIさんもいたんだけど、私が着いたから代わったの」
阿部さんに代わり、渡辺さん、宮舘さん、KO-KIさんが付き添ってくれていたことも聞き、2人へお礼を言う。
『渡辺さん、宮舘さん、ありがとうございます』
渡辺「・・・別に」
宮舘「うん。阿部から聞いたんだけど、ご飯食べてないんだって？」
そう言われ、ギクッとした。
・・・そりゃ、伝わるか
『えっと、全く食べてないというわけではないですよ？筋肉が落ちるのは困るので、プロテインは飲んでますし。プロテインってけっこう栄養あって、』
宮舘「それ、ご飯って言わないよね？」
『・・・いや、あの、もっとちゃんとしたものを食べなきゃいけないとは思ってるんですけど、ただ、その、食欲がないというか、胃が受け付けないというか』
宮舘「みたいだね」
『でも、今日、先生が胃の薬も出してくれるって言ってたので、大丈夫かと』
宮舘「薬飲んだからって、直ぐに治るものじゃないでしょ？」
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あやのぱんだ(プロフ) - ちなこさん» 更新も返信も遅くてすみません。面白いと言ってくださり、ありがとうございます！しっかり完結できるように頑張ります！ (2021年5月17日 20時) (
レス) id: e4dad61570 (このIDを非表示/違反報告)
ちなこ(プロフ) - すっごく面白くてとても好きな作品になりました！！更新楽しみにしています！ (2021年4月27日 1時) (レス) id: 3adce2c6d7 (このIDを非表示/違反報告)
りんか - わかりました。焦らなくていいのであやのぱんださんのペースで書いてください。次のお話楽しみに待ってます。 (2021年4月14日 0時) (レス) id: bc7370604c (このIDを非表示/違反報告)
あやのぱんだ(プロフ) - 菜々さん» ありがとうございます。公開できるまで話がまとまったら公開させていただきます。 (2021年4月13日 11時) (レス) id: e4dad61570 (このIDを非表示/違反報告)
あやのぱんだ(プロフ) - りんかさん» 時間がある時に少し書いて保存をしているので、そのせいかと思います。ただ、まだ公開できるほどまとまっていないので、、。お待たせしてすみません。 (2021年4月13日 11時) (レス) id: e4dad61570 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやのぱんだ | 作成日時：2021年3月9日 0時
