忘れられない人___YG

13 JN ページ13

Aとテヒョン、ジョングギ、ジミナが
部屋から出ていった。



JY「ユンギ〜」



甘ったるい声が響く。
ジユの声だ。





YG「もうさわんな。」




JY「え〜、いいじゃーん。」





YG「ちっ。」




JY「もぅ〜、ユンギったら可愛くなぁい」




さっきまでAに見せつけるように
セルカ撮ってたくせに、



Aが居なくなった途端、
ジユから距離を置いた。








JY「ねぇ、そんなことしていいの？…」





ユンギの耳元でなにか話している、
聞こえないけど、




YG「っ…」






ユンギの顔が歪んだ。




JY「早く別れてよぉ〜」






そう言うと、
ユンギの腕に腕を絡めた。






ジユとは、
合わない。






メイクの技術は認めるけど、
性格的に難ありまくり。



ホントは僕だって、
マンネラインみたいに態度に現したいけどさ、



メイクしてくれるし、
ジユ居ないと、
Aの仕事増えちゃうじゃん。





ユンギや、
なんでその女と居るの。




Aに辛い思いさせて楽しい？



辛くないの？




僕ヒョンだから、
心配だよ？



Aのこと誰よりも大好きで、



嫉妬深いの知ってるよ？




性格的に態度に現すのが苦手で、
誤解されやすいのも知ってる。



でも、今のユンギは何がしたいかわからないよ。

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