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ずるいのは君の方 ページ27

〜〜〜ジャックハート時点〜〜〜

昨日の事がずっと、頭から離れない

僕がリクルーティングに出ていたらダルとAが2人並んで居たんだ

ダルから話を聞いてみると散歩に誘ってくれたと

嬉しそうに言っていた

ダルは特に気にしていないようだったけど

ジ「(それって、デートじゃん)」

正直に羨ましく思った

今度は僕が2人でAと出かけたいと思った

だから、今日はそのお誘いを伝えるためにお茶会をすることにしたんだ

そういや、男女でどちらかの部屋で過ごすことをお家デート?と言うんだったかな

Vからペナルティとして3日間出ずっぱりだと言われたAは部屋にこもっているから
誘うなら今だと思って部屋に向かった

コンコンッ

『はーい、今開けまーす』

ガチャリと開かれた扉の向こうに

僕の肩くらいしかない身長のAが見上げてる

ジ「Aが疲れてるだろうと思ってお茶のお誘いに来たんだ!」

そういうと、軽く受けてくれたA

僕の部屋についてお茶会を始める

僕の入れた紅茶を一口飲んで口を緩ませる

ジ「美味しい?」

って聞くと美味しいって、僕とお茶会をするのが好きだって言ってくれた

そんな姿にまた胸が苦しくなって

ちょっと意地悪したくなった

昨日のダルとのことを聞いてみたんだ
そしたら、ちょっと悩んで顔を赤くするものだから
もっといたずらしたくなって

抱きしめたんだ

ジ「Aは可愛い女の子なんだから」

よしって思って僕の胸の中にいる君を見たら

耳まで赤くて

僕の服を掴んでこう言ったんだ

『ジャック、それはずるいよ…//』

何がずるいんだ

ずるいのは君の方だ

ジ「(なんでこんなに、可愛いんだよ//)」

いたずらをしようと思った僕が逆にやられてしまった

僕から離れようとするAを引き止める

だって、こんなに恥ずかしいところ見られたくないだろう?



今度は絶対、やられないからね。

視線を感じる時ってあるよね。いや、自意識過剰とかじゃないよ?→←お家デートならぬお部屋デート?



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神來。 - 初めまして!この作品最近読み始めたのですが……もう最 & 高です!もう愛読させていただきます!更新頑張ってください! (2020年7月19日 10時) (レス) id: 8f1de045bc (このIDを非表示/違反報告)
nai(プロフ) - あま夏みかんさん» あ、ごめんなさい!ヴェールにしてたつもりでした汗 (2018年11月2日 1時) (レス) id: e5bf13dfff (このIDを非表示/違反報告)
あま夏みかん(プロフ) - いてもたってもいられなくなったので正直に言います。ベールではなくヴェールです。訂正おねがいします! (2018年11月1日 20時) (レス) id: 587acc1071 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nai | 作成日時:2018年10月30日 3時

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