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和side
コンコン
貴『失礼します』
先生『ここに座ってくれ。』
貴『はい…。で、話ってなんですか?』
先生『お前、YouTuber、なんやってな。』
貴『……』
先生『この学校は、禁止やねんで?わかってるんやろな?』
貴『…。』
先生『今日の朝、それを知ったよ。お前がリスナーと写真を撮ってるところをな。』
貴『どーでもいいじゃん。やりたいことやらせろや。』
先生『なんだ。その口ききかたは。』
貴『なんで、私がやりたいことやらせてくれんの?意味わからんわ』
先生『お前、このままだと退学になるんだぞ。大学にも行けないぞ。』
貴『別に大学なんて行かんし笑笑 退学になっても構わんよ。YouTuberとして活動できんなら。』
先生『お前は馬鹿なんか。なら、今週中に退学届けをだせ』
貴『はいはい、わかりましたよー。』
退学届けをもって、職員室を出たら、サイバがいた。
サイバは私の手を掴み、使われてない教室に私を連れていった。
もしかして、聴いてたんかな…
貴『聞いてたの…?』
サ『うん。最初から最後までな…』
サイバが悲しそうな顔をしている。
期待してしまう。好きなんかなって。でも、今はそんなこと考えない。
サ『なんでなん?俺もYouTuberやんけ。はやしんも。』
貴『私が、朝にリスナーと写真撮ってたから。それを先生に見られてんねん。この学校、YouTubeとか禁止やん?バレたら退学やって。気おつけな』
サ『気おつけなって、お前このまま退学でいいのかよ。』
サイバの真剣な顔初めて見た…。
本当は退学なんて、したくない。はるかともサイバともはやしんとも会う機会が少なくなるから…。話す機会が減るから…。
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作者名:nagomi07530125 | 作成日時:2018年1月13日 15時