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No side
貴『え。まって。』
サ『ん?』
貴『野間トンネルって、あのタクシーの運転手も通りたがらないやつ…』
か『そーなんよ!』
さ『ねぇ、動画撮らん?』
ま『いいわねぇ!!とりましょとりましょ!』
し『俺も賛成』
か『俺もー!』
サ『俺も。』
貴『…。どっちでもええわ…』
さ『じゃ、撮るで〜』
撮影開始
か『はい。こんばんわ。』
し『ピース』
か『えーと。今、野間トンネルに来ております。』
サ『めっちゃ暗いねんな。』
か『そう。このライトがなきゃ何も見えません。』
し『じゃ行こ』
貴『なんで、ここに車があるん…』
サ『確かにな。おかしいねんな。』
貴『あーーー。無理や。』
サ『俺、怖ないもん』
貴『嘘つけ。』
サ『ほんまや。俺、怖ないもん』
貴『ほんまに?男前やんな。』
サ『やろ?』
し『おい。』
か『家に帰ってから、イチャイチャしてくれよー。』
ま『着いたわよ〜♡』
さ『なんか、トンネルだけピントが合わないんけど…』
か『え?』
さ『なんか、トンネルだけピントが合わないねん。』
貴『はい。もう無理や。』
サ『俺に捕まってて?』
貴『うん。ギュッ』
か『いいなー。カレカノは。』
ドンッ
貴『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!(大声)』
さ『やっほー。』
サ『氏ね』
さ『え。』
貴『泣』
サ『大丈夫大丈夫。頭ナデナデ』
か『俺もビビった笑笑』
し『おれも笑笑』
ま『あたしは、全然大丈夫だったわよ』
さ『やっぱ、まーちんは手強いな』
ま『あたしに勝てるやつなんているわけないじゃないの♡』
か『違う意味でな(小声)』
ま『かめちゃんなんか言ったかしら?♡』
か『いや、何も言ってないで!』
ま『そっ♡』
貴『なぁ、帰ろや。』
か『せやな〜』
し『じゃ、帰るか。』
貴『やた。』
サ『もう大丈夫??』
貴『大丈夫やで。ありがとな。』
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作者名:nagomi07530125 | 作成日時:2018年1月13日 15時