61 ページ14
２日後というのはあっという間だった。俺とリアムでy国に入国し、城の中の一室で待機していた。その間ワイテルズは街に潜入している。
執事｢リーフィン王国の皆様、準備が整いました。私に着いてきてください｣
俺達は執事についていく。
少し歩くと、扉があった。
執事「こちらです」
執事が扉を開けるとそこには王女がいた。
王女「お久しぶりです。A様。お茶会以来ですね」
あの時の女の人！
《次会う時、私を助けてください》
まさかこの人だったとは
王女｢それでは外交といきましょうか。執事、あなたは下がってください｣
彼女は冷たく言い放った。
執事｢しかし、それでは旦那様が｣
王女｢今、この城の主は私なの、私の言うことが絶対。そうは思わないかしら？それとも何？クビにされたいの？｣
執事「いえ、失礼しました」
執事は部屋を出て行った。
すると彼女は笑顔になった。
王女「よしっこれで楽しくお話ができるわね！」
リアム「え、」
王女「安心して、能力を使ってこの部屋の会話を聞けないようにしたから。
ここにいる私たちだけの秘密ね。だから今どんなことを話しても問題は無いわ」
この女性、敵に回したらとんでもなくやばい人だ。
王女｢そうね、まずは｣
何から話す？まずは無難に自己紹介からはいるのかな
王女｢私、とってもA様のことが好きで！｣
はい？
王女｢幼いながら一国の王の跡を継ぎ、更にはすぐ行われた戦争にも勝利し、国の治安を回復させるなんて、こんな素晴らしいお方は他にいらっしゃらないと思いますの！｣
おお、すごいな
A『まさか、そんな風に思われているとは思いませんでした。』
王女｢それと見てくださる？この指輪！実はグルッペン様から頂いたものでものすごく希少価値の高いものなの！｣
グルッペンが指輪を？
彼女は貰ったと言われる指輪を見せてきた。指にはグルッペンの瞳に似たような色をした宝石が埋め込まれていた。
角度によって色が変わるというなんとも天然とは思えない人工のもののように見えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 213人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
心愛(プロフ) - 最高すぎました！これからもがんばってくださいね! (2023年1月23日 0時) (
レス) @page40 id: eed43f1881 (このIDを非表示/違反報告)
73(プロフ) - 誤字の指摘ありがとうこざいます！ (2022年9月13日 19時) (レス) id: ddec405605 (このIDを非表示/違反報告)
けんまおし1016(プロフ) - すみません、更新頑張ってください！は取り消しでお願いします！ (2022年8月23日 11時) (レス) id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
けんまおし1016(プロフ) - とってもおもしろいです！80話の夢主ちゃんが金爆に眼鏡、特徴はグルッペンだが、そうだ！ってところの金爆って金髪じゃないんですか？間違っていたらすみません！更新頑張ってください！ (2022年8月23日 11時) (レス) @page33 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
聖無レイ(プロフ) - うわぁ〜〜！続編おめでとうございます！！もう73さんのこの作品が好きすぎて溶けてしまいそうです...。これからも楽しく作品を拝見します！ (2022年7月7日 23時) (レス) id: 3146ea70dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：73 | 作成日時：2022年7月6日 23時
