支えるとは 2 ki ページ50
バラエティ終わりに今日は皆でメシに行った。
最近Aと居たせいか何だかAに会いたくなって解散した後電話をかけた。
「シメにAの雑炊食べたいんだけどー」
Aは渋々了承してくれる。
「北山さんの支え合うって私が作ったご飯食べに来ることですか？」
やっぱり不満だろう、苦情を言ってくる。
「なんかAのメシにハマっちゃったんだよなぁ」
美味いんだよなーAの作るメシ。
「明日は来ねぇから安心して」
「分かりました」
明後日から舞祭組のツアーに同行するから朝が早いだろう。
だから明日くらいは我慢することにする。
「舞祭組から帰ってきたらしょうが焼きだもんなー」
「そうですね」
作ってくれるんだ。
嬉しくて笑っちゃう。
そんな俺を見てAの目の奥が優しくなる。
…笑ってはいないけどあまり嫌そうじゃない？
それなら嬉しい。
そして俺が気になることは。
「てか、Aさぁー」
「はい」
「明後日から1人で大丈夫か？」
「何がですか？」
「1対1から1対4だぞ？？」
「大丈夫ですけど」
そんなに男が得意じゃないのに。
「何か困ったら電話して来いよ」
「でも北山さんお休みだから…」
出たこの言い方。
つい睨むとAは、
「…困ったら連絡します」
絶対連絡しない目をして言う。
「コラ、言わされてる感出すなよ」
さらに睨むと目をそらすA。
「つか図星なのかよ」
笑っちゃうと、また目の奥が優しくなるA。
やっぱり少しは前より距離縮んでるんだな。
少し安心した。
「ごちそーさまっ！美味かった！」
手を合わせて言って食器を運んでると、
「送りますよ」
ってAが言ってくれる。
「あはは、大丈夫まだ早いし」
むしろ押しかけてゴメンなって話だし。
Aが玄関まで送ってくれた。
「じゃあ明日8時に迎えに行きます」
「おぅ、おやすー」
玄関を出ておや？と思った。
これ、俺が鍵かけた方がいいのかな？
つかこの前の話の流れなら自分で掛けるか。
と思って待ってみたけど全然鍵かかんねーじゃん。
さすがに痺れを切らして
「こぉーらっ！鍵掛けろ！…あれ？」
ってドアを開けたら目の前にA。
不意打ちの顔が可愛く見えてドキッとする。
「何で？」
「え、すぐ鍵かけたら失礼かなと思って」
Aが言う。
…そういう所がツボなんだけど。
「すぐ掛けろよ！じゃなー」
冷静を装うけどドキドキしてる。
これ相当ハマってるかも。
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咲良(プロフ) - shizuさん» は〜い！いえいえ (2019年2月18日 22時) (
レス) id: 29a9983703 (このIDを非表示/違反報告)
shizu(プロフ) - 咲良さん» 字数の都合で少し変えました！ありがとうございます！ (2019年2月18日 20時) (レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 支えるとは 1ki ほら、ここ社宅だし 車の中で喋ってるのなら「あっこ」の方がいいと思います^_^ (2019年2月17日 10時) (レス) id: 29a9983703 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - shizuさん» んふふwいえいえ！楽しいんでおかしい日本語(？)あったら教えますよ(笑) (2019年2月13日 23時) (レス) id: 29a9983703 (このIDを非表示/違反報告)
shizu(プロフ) - 咲良さん» 急にアクセス増えてるー、と思ったらチェックする前に上げてました。毎度チェックありがとうございます！ (2019年2月13日 23時) (レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shizu
| 作成日時：2019年2月4日 11時
