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一心同体 11 ki ページ2

鍋焼きうどんとりんご蜂蜜生姜ティーと栄養ドリンク、さらに昼まで寝たら相当元気になった。
35.5度まで熱が下がる。


「マジでAのおかげなんだけど!ホント助かったー!!」

Aに報告すると、

「油断しないで下さいよ、病み上がりが1番良くないんですから」

釘を刺される。
一度ぶり返してるからだろう。

「はぁーい。わぁーってるってぇ」


今回は大丈夫だろ。



案の定次の日も熱が出なかった。
宮田と連絡して、この前断った焼肉に行くことにした。

「明日、宮田とメシ行くから帰り宮田乗せてー」

「わかりました」

降ろす場所が事務所の近くだと伝えると、

「私、事務所で仕事してるので、もしタイミング良ければ2人とも帰りは送りますよ」

言ってくれるA。

「マジか!頼むかも」

「じゃあ終わったら連絡して下さい」

「おぅ」

これはタクシー代浮いたな。



Aがそれを酒井さんと小林さんに報告し、リハ終わりのラジオからAが担当することに。

「Aさんよろしくー」

宮田が言いながら乗り込む。

「こちらこそよろしくお願いします」

相変わらずよそよそしいA。




「動きます」

「「はーい」」

声をかけて発車する。




しばらくして、

「俺ねー、覚えてるんだよ。Aさんが俺のローラーのサポートしてくれたこと」

ふと宮田が言う。
そういえば、宮田は覚えてるって言ってたな。
ローラーの履き替えのサポートがすごいうまかったって。

「あ、そうなんですね」

「ものすごく履きやすかったんだー」

「それなら良かったです」

ミラー越しにAの目を見ると、少し優しそう。




何で宮田にそんな優しい目をしてんの?




「ちなみにその時にキタミツにはついてないの?」

宮田が続けて聞いてる。
そういえば聞いた事ないや。

「誘導についてます」

Aが答える。

「え!そうなの?」

宮田じゃなくて俺がつっこむ。

「一瞬ですし、その間に水とタオル渡すだけなので」



そうだったんだ。
全然覚えてない。

宮田は覚えてるのに、俺全然覚えてないや。


いつだったんだろう。
全然記憶にない。



「1月からのアニメで気になるのは?」

「ポプテピピック見たいかなー、くらいで」

「マジっすか!俺も気になってて〜」

宮田とアニメの話をはじめる。



宮田と話してる方が話はずんでね?
何だかムカついて寝ることにした。



その後も何だかイライラして、一言も話さず焼肉屋に向かった。

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咲良(プロフ) - shizuさん» は〜い!いえいえ (2019年2月18日 22時) (レス) id: 29a9983703 (このIDを非表示/違反報告)
shizu(プロフ) - 咲良さん» 字数の都合で少し変えました!ありがとうございます! (2019年2月18日 20時) (レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 支えるとは 1ki ほら、ここ社宅だし 車の中で喋ってるのなら「あっこ」の方がいいと思います^_^ (2019年2月17日 10時) (レス) id: 29a9983703 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - shizuさん» んふふwいえいえ!楽しいんでおかしい日本語(?)あったら教えますよ(笑) (2019年2月13日 23時) (レス) id: 29a9983703 (このIDを非表示/違反報告)
shizu(プロフ) - 咲良さん» 急にアクセス増えてるー、と思ったらチェックする前に上げてました。毎度チェックありがとうございます! (2019年2月13日 23時) (レス) id: 9bf290c5ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shizu | 作成日時:2019年2月4日 11時

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