7話 やっぱお前むかつく ページ8
A「…今、何時だ」
晩飯も食べずに寝てしまった俺は少し慌てて時間を確かめる。
A「まだ5時半か…」
まだ風呂にも入ってなかったのでとりあえず風呂場へと向かう。
唯「…〜♪」
風呂場から楽しそうな鼻歌が聞こえてくる。
A「もしかして…」
俺はドアへと手を伸ばし1、2の3で勢いよくドアを開く。
唯「お兄ちゃん！？！？」
A「なにやってんだよお前…」
唯「シャワー浴びてるんだよ！見てわかんないの！？バカ！！」
恥ずかしそうに大事な部分を隠す唯。
A「別に今さらお前の小せぇ胸なんか見たって興奮しねえよ…」
唯「覚悟しといてね…」
そう一言だけ言って静かにドアを閉める。
A「……」ｶﾞｸｶﾞｸ
その後は言うまでもなく唯から背筋も凍るようなお仕置きをくらった。
教室についた俺は首を抑えながら自分の席へつく。
A「唯のやつ…加減ってもんを知らねえのかよ…」
そんなことを思っていると隣の席から小さく折られた紙を渡される。
『首抑えてるけど、どうしたの？』
隣の席で心配そうにこちらの様子を伺う星空 凛に冷たい視線を送り、小さく折った紙をおでこに向けてピンっと飛ばす。
『別になんともねえよ』
嬉しそうに満面の笑みを向けてくる。
…話しかけなかったらいいってもんじゃねえんだけどな。
『それならよかったよー(≡＞ω＜≡)』
『おい。ちょっと顔こっちに向けて目閉じろ』
俺の言う通りにこっちを向いて目を閉じる星空 凛のおでこに軽くでこぴんしてやる。
凛「い、痛いにゃー！」
A「いちいち書くのめんどくさいし…紙の無駄遣いだし…普通に喋ろうぜ…」
凛「え…いいの…？」
A「ああ…」
凛「やったにゃー！」
A「その…なんだ…」
凛「？」
A「い、色々と…悪かったな…。ごめん」
凛「A君も可愛いとこあるにゃー！」ﾆｺﾆｺ
A「なっ！？やっぱお前むかつく…もう話しかけてくんな…」
凛「にゃ！？それは嫌だにゃー！」
教師「あー…そろそろ授業始めたいんだが…いいか？」
A、凛「……///」
A「(お前のせいで恥かいたじゃねえか)」
凛「(えー、凛だけのせいじゃないよー)」
A「(うるさい、だまれ)」
凛「(ひどいにゃー…)」
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きょう(プロフ) - ガンさん» おつありです！( ´ ▽ ` )ﾉ 最後まで読んでくださって本当にありがとうございます！ もし良ければ次作の方も読んでいただけると嬉しいです(*^^*) (2014年10月8日 11時) (
レス) id: c9705de42c (このIDを非表示/違反報告)
ガン - お疲れ様です良い話だと思います (2014年10月6日 23時) (レス) id: 2865fa2611 (このIDを非表示/違反報告)
きょう(プロフ) - 清武鷹師さん» ええ！？読んでくださってありがとうございます！清武さんの小説めっちゃ好きなんです！ありがとうございます！！ (2014年10月5日 7時) (レス) id: c9705de42c (このIDを非表示/違反報告)
清武鷹師(プロフ) - すごくおもしろかったです。話の展開もワクワクしました(^^)次作も頑張ってください (2014年10月5日 0時) (レス) id: 4ae3766686 (このIDを非表示/違反報告)
きょう(プロフ) - kikujiroさん» 楽しみだなんてそんな…（≧∇≦） 更新遅めですいません(´・ω・`) (2014年9月29日 6時) (レス) id: c9705de42c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょう | 作者ホームページ：http://kyou
作成日時：2014年8月11日 16時
