愛されたい系男子の転生日記。 【加州清光成り代わり】

ﾍﾟｰｼﾞ. 捌 ページ9

ＮＯ side





大和守「 清光 ！！！！！！ 」

山姥切国広 「 これは … 破壊寸前じゃないか 」

鶴丸 「 こりゃ驚いた 、 緊急だな 。 陸奥守 ！ 」

陸奥守 「 ああわかっとるぜよ 、 緊急帰還じゃ！！ 大和守 、 抱えられるか ？ 」

大和守 「 うん 、 大丈夫 。 すぐ行けるよ 」



目の前にいた加州清光に勢いよく駆け寄るのはいち早く存在を嗅ぎ分けた大和守安定だった 。 それにつられ山姥切国広、鶴丸国永、陸奥守吉行が囲むような形になる

大和守と山姥切が状態を確認し、帰還の準備に入るとすぐさま大和守が意識のない加州清光を姫抱きにする 。

5人は すぐさま光に包まれた 。








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大和守安定 side




光が止むと澄んだ空気の綺麗な本丸が目の前に現れる
陽の光に照らされ清々しい陽気の上、刀剣男士たちの笑い声で溢れていた … が そこに1人の僕の主を呼ぶ叫び声が響く 。




大和守 「 主！！！！！ 、主 ！！！！！！ 」



破壊寸前の清光を抱きしめながら本丸の廊下を慌ただしい足音で走った 。


どうしよう、やっと清光と会えたのに 、 清光がいなくなるなんて嫌だよ、！！




主の声が聞こえる部屋を思い切り開けると楽しそうに話していたみんながいっせいにこちらをむく




審神者 「 どうした安定 、 何かあったか ！？ 」

大和守 「 どうしよう主 、 清光が、清光が！！ 」




言葉がいっぱいいっぱいになってこの言葉しか出てこない。
だけど主は僕が抱えている清光を見て状況を察してくれた様だった




審神者 「 状況はわかった 、 今すぐ手入れだ 、 鶴丸達はここで待ってろ 。 こんのすけ ！！ 」

こんのすけ 「 はい！ こんのすけはここにおりますぞ ！ 」

審神者 「 手伝い札はまだあるな？用意して手入れ部屋へ来てくれ 。 」

こんのすけ 「 承りました ！！ 」



そういうとこんのすけはぽんっと消えていった 。




審神者 「 大和守は着いてこい 、 急ぐぞ 」

大和守 「 うん、 わかった 」




横目で見るとその場にいた刀剣達には皆が状況を説明してくれている様だった 。
主の後ろについて行き すぐさま手入れ部屋を開け 準備をしている主の前に清光を優しく置く



審神者 「 大丈夫だ、 必ず助けてやるから 」


主の手にはこんのすけが持ってきてくれたであろう手伝い札が握られていた 。

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