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玄関でロックを解除する音がした。

「あ!テグナ帰ってきた!」

ニコニコしながら玄関へ向かうAヌナを皆で見る。

「おかえりなさい!テグンおっぱ!なんちゃってーへへ」
LE「……」

まさかの制服姿とおっぱ呼びにテグンの思考は停止したようだ。

「ちょっとテグナ!」

あ、ドア閉めた。
サンヒョクが玄関のモニターをつける。

HK「ちょっとひょんたち、見てみて!」

モニターを見ると、テグンがしゃがみ込んでいた。

RV「プっ!なにあれ!笑」
KE「今気持ちを落ち着かせてるんだよ!笑」
HB「Aヌナもこっち来て見てよ!」

Aヌナはテグンが何も言わずにドアを閉めたから玄関で拗ねている。

「可愛いぐらい言ってくれても良くない!?
そんなに変だった?年考えろよって感じ?」
N「違うよ、ヌナ。
可愛いすぎてビックリしたんだよ!」

そう言ってヌナをモニターの前へ連れてきた。

「なにしてんの、テグナ」
HK「精神統一?」

さっきまでしゃがみ込んでいたテグンは立ち上がって飛んだり屈伸したり、頬を叩いたりしている。

RV「サッカーの試合前かよ!」
HB「テグニひょんにとっては試合前と同じぐらいの緊張感なんだよ。笑」

ホンビンの言葉に皆、笑っている。
ようやくテグンが玄関のドアを開けた。

LE「ただいま」

凄い。いつものテグンだ。

「おかえり」

マズイんじゃない?その顔…
拗ねているAヌナは頬を膨らまし、上目遣いでテグンを見ていた。
しかも、制服姿。

LE「可愛い…」

そう言ってAヌナを抱きしめる。

「苦しいよーテグナ」
LE「なんで制服なの?」
「変?ハギョナのマネしたの」
LE「可愛いけどスカート短い。見える」
「見えないよー」
RV「あの…ちょっと言いにくいんですけど、ひょんが抱きしめたせいで見えてました」
LE「は?」
「え?」

うん、さっきから2人の世界に入ってたみたいだけどずっと見えてたからね。
サンヒョクなんてクッションに顔うずめて赤くなってる。

その後、テグンに何故か一発ずつゲンコツをくらった。

N「自分が悪いんじゃん!」
LE「うるさい!」

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年10月6日 0時

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