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「ジェファナ」
KE「なーに?」
「過呼吸になった事テグナには言わないで」

ソファーに横になりだいぶ落ち着いたAヌナが言う。

KE「え…なんで?」
「絶対心配するもん。せっかく仕事に復帰したのに…」
KE「でも!」
「お願い!明日、病院で先生にはちゃんと話すから」
KE「…わかった。でも酷くなるようならすぐテグニひょんに言うからね」
「うん。ありがとジェファナ」

その後しばらくしてからAヌナがお昼ご飯を作ってくれた。
心配だからずっとそばにいたら邪魔だと笑われた。

KE「ヌナとお昼2人で食べるのも久しぶりだね」
「そうだね!ジェファナが家にいるのも久しぶりじゃない?
最近忙しそうだもんね」
KE「ありがたい事だよー忙しいけど、充実してるかな。家に帰ればAヌナがいるし、幸せだよ」
「なにそれ!笑」

Aヌナは笑っていたけど、本当に幸せだ。
ヌナが入院していていない間、家の中が暗かった。
皆あんまり話さないし、ただ黙々と仕事をして帰ってきて寝る、そんな生活だった。

でもAヌナが帰ってきてから変わった。
皆でリビングにいる事が多いし、話す事も増えた。
僕たちにとってAヌナの存在は大きい。
ヌナが帰ってきて改めてそう思った。

RV「ただいま」
「あ、おかえりシガ」
KE「おかえりー」
「シガ、お昼食べた?」
RV「まだー」
「じゃあ作るよ」

Aヌナがキッチンへ向かおうとしたから僕も立ち上がる。

「ジェファナ、ついてこなくて大丈夫よ」

そう言って笑顔でキッチンへと向かった。

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作者名:ななななん | 作成日時:2015年10月6日 0時

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