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「ただいま」
ドアを開けると皆で出迎えてくれた。
N「おかえりAヌナ。退院おめでとう」
「ありがとうハギョナ」
部屋に入ると私の好きな料理が並んでいた。
HK「テグニひょん、帰ってきて早々申し訳ないんだけどパスタよろしくー」
HB「材料は買ってあるからね」
LE「あぁ、ありがとう」
一息つく暇もなくキッチンへと向かうテグン。
「テグナ、手伝うよ」
LE「Aはソファーでゆっくりしてて」
そう言って頭を撫でてくれる。
「うん。ありがと」
RV「なんか、久しぶりに見た気がする。頭撫でてデレるひょんの事」
テグンもずっと家に帰ってきていなかったから皆嬉しそう。
やっぱり家はいい。
皆を見てると安心する。
KE「Aヌナ!早くこっち座って。パスタできるまでゆっくりしよう」
「うん!」
テグンがパスタを作っている間に皆とたくさん話をした。
ーーーー
HB「ヒョガ、本当に毎日病院行ってたね」
HK「うん!ちょっとだけ顔出す時もあったけどね」
「ヒョガったら毎日ケーキ買ってきて私に食べさせてたの。おかげで太ったよ」
毎日Aヌナにケーキを持って行ってたのにはちゃんと理由がある。
はじめはほとんど食べてくれなかった。
でも次の日には少し食べてくれた。
元気になるにつれて食べる量が増えていくのが嬉しくて毎日毎日、Aヌナの好きなケーキを持って行ってた。
HK「ごめんってばーでも毎日ケーキ食べれて幸せだったでしょ?」
「まぁねーケーキ待ってたもんね、毎日」
HK「ちょっと!僕の事待ってたんでしょ!」
「ふふ。嘘だよーヒョガの事待ってたよ」
楽しそうに話すヌナだけど、まだ完璧に元気になったわけじゃない。
これからが大事だ。
LE「できたぞー」
KE「待ってましたー!」
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作者名:ななななん | 作成日時:2015年10月6日 0時