続 人形 -ド一ル-【ハイキュー】

53体 ページ8

黒尾side









侑「な一な一、セッターとして何気をつけとる？梟谷のエ一スの木兎君よくしょぼくれるけどど一やって立て直してるん？それから……。」









赤「ちょっと……宮。一変に言われても答えれないって。」









侑「宮やとどっちか分からんやろ！！侑って呼んで一や！！」









赤「あぁ、もう。分かったから落ち着いて、侑。」









宮侑はさっきからずっとこ一やって赤葦に質問攻めをしている。ドンマイ、赤葦。









……そ一いや2人共2年生だしS(セッター)って共通点があるんだよな。









それに対して俺は3年生だし、MBだ。









……こりゃ俺邪魔なんじゃないか？









黒「………ん？」









赤「？どうしたんです、黒尾さん。」









急に立ち止まった俺に違和感を感じたのか、赤葦が話しかけて来た。









黒「あそこにいるの……Aじゃないか？」









窓越しの反対側の廊下でAが誰かと話してるのが見える。









赤「本当だ……誰かと話してますね。」









侑「………あっちに行ってみません？」









そう言う宮侑の表情は悪戯っ子そのものだ。









黒「……良いぜ、気になるし。良いだろ？赤葦。」









赤「まぁ……駄目ではないですけど。」









侑「よっしゃ！はよ行こ！」









………この時、俺は告白でもされてるかもしれないと考え、少しからかってやろうという思いで行った。









だが、違った。俺達はとんでもない時に行ってしまったのだ。









後悔するまで、残り数十秒。

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