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次の日、





昨日遅くまで起きてたせいで引越し翌日から早速二度寝をかました、いや5度寝くらい…




せっかくだからここらへん散策してみるかなあと思いメイクをして玄関を出る




いや東京ほんと寒いって…




エレベーターのボタンを押して待っていると後ろから音がしたかと思えば声がした



「あれ、Aちゃん?」




『あ、深澤さん、昨日ぶりです』




「昨日ぶり〜、新居はよく寝れた??」




『お陰様で、さっき起きたところです…』




「いや寝すぎだろ!半日寝てんじゃん!」



と笑う深澤さん



自分でもそう思います…なんなら寝すぎてちょっと頭痛いし…



エレベーターが着くと深澤さんが扉を抑えてくれて「どうぞ〜」と乗せてくれる








「てか、今からどこ行くの?」




『ここら辺なんにも知らないのでちょっと散策でもしようかなって、深澤さんは?』




「俺今から仕事だわ〜、くそー、仕事じゃなかったらAちゃんと散歩したかったのに!」




『お仕事なら仕方ないですね…でも私散歩好きなので、今度お時間合えばここらへん案内してくださいよ』




「えっマジで!?行く行く!

えーめっちゃ楽しみ、どこ行こっかな〜」




半分冗談で言ったつもりが深澤さんはどうやら本気らしい、まあいっか





下に着くとエントランスの前に止まる1台の車




「あー忘れてた…」




『ん?』




「んじゃ俺あの車乗るからここでお別れだわ〜

気を付けて!暗くなる前に帰ってよ?女の子1人は危ないからね」




やっぱり、お母さん…?




ていうか仕事行くのにあんなラフな格好で、しかもお迎えがあるなんてどんな仕事?




まさか、ホスト…????





喋り方もちょっとチャラいし…




しかも普通に顔良いし…絶対そうじゃん…







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作者名:わんわん | 作成日時:2020年4月3日 15時

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