小さな診療所

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工藤先生と木村先生が話している。

工「連絡はついたけど抜けられないので連れてってくださいって。」

お母さん、今日会議があるって言ってたな。遅番だし。今３時間目だし。

「ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッ」

木「そっか・・・・呼吸法やってみたけどあまり良くならないわ。かかりつけないからどうする？」

工「うーん。ここから近いとこで校医なのは清水医院だよな・・・・」

清水医院？聞いたことある。あ、インフルの時に行った、関西弁の先生だ。

木「うん。清水医院がいいね。俺連絡してみる。」

工「俺、連れて行くわ。」

木「秀ちゃん、担任でしょう？大丈夫？」

工「うん。副担の汀に頼んだから。」


工「佐藤さん。これから病院行こうね。荷物は竹淵さんが持ってきてくれるからね。」

慶ちゃんか・・・・・

「ゴホッゴホッゴホッ病院嫌いです・・・・・(泣 ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッ」

泣いてしまった。恥ずかしいな。

工「俺もついていくから大丈夫だよ。」

頭を撫でてくれた。



木「清水先生に連絡付いた。混んでないからすぐ見れるって。」

工「了解！公用車で行くわ。でも様子が見れないな・・・・・」

木「今日はマナミンが会議で昼過ぎまでいないからあけられないしな・・・・」


？「失礼します！！」

その声は渡辺先生だ。太っている。

工「ワッシュウ声でかい。寝ている人いるんだから。」

「ゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッゴホッ」

ワ「すまんすまん。咳辛そうだな。」

工「うん。俺のクラスの佐藤さん。今から病院に連れて行くところ。清水医院。」

ワ「俺、病院まで運転するよ。。次、授業ないし。」

工「いいの？ありがとう。」

ワ「準備してくるわ。」







慶ちゃんが荷物を持ってきてくれて、私は工藤先生と渡辺先生が運転する車で清水医院に向かった。

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