小さな診療所

１　盲腸 ページ32

結局、リストにあった盲腸にしました。
最初は清水さんＳｉｄｅからスタートです。何も書いてないところは主人公目線です。
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清水Ｓｉｄｅ

今日は金曜日。夜間診療があって今日は夜２３時までの診療や。
ただ今日は嵐病院から外科医で同期の福澤と後輩の深津が来とるから楽だ。

で、今は１５時やけど、患者さんがいない。深津と福澤と理沙と話していた。

福「今日は平和だね。」

深「重い患者さんもいないし楽ですよ。」

「いや、今日は１９時からこむで。３人いるから早く終わったんじゃない？」

夜間診療やっているところは少ないからな。

理「それに比べて看護師１人で大変ですよ。」

そうなんやよな。募集はかけているんやけど来ないし、来たとしても主婦の方ばっかりで夜間は無理ってなるんや。悩みどころ。

「ごめんな。もう少し募集かけてみるわ。しかも今日は奥さんは夜勤やしな・・・・」

ガラッとドアが開いた。


？「おなかが痛くて。学校で我慢できなくなりました・・・・(泣」

あ！Aや。どうしたんか、珍しく自分から来てる。
ひどいんか。

「そうか。そうか。辛いな。診てみような。理沙、点滴準備して。福澤と深津ちょっとこっち来て！」

いつもは「珍しいな。笑」とか「嵐がきそう。」とかいうんやけど、ほんまに辛そうやから待合室に寝かせておなかを診てみる。ほんまは外科の福澤や深津が詳しいから２人に見てもらった方がいい・・・・でも、恐怖心があるやろう。なれている、俺がまず診てみることにした。

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