愛されたい症候群

-３１- ページ31

緑side



無事に？ちょっと成績が危ない人もいたけど、みんなで卒業した次の日、新しい家に集まっていた。



紫「みんな集まったな？」

白「卒業パーティーしようよ！」

緑「引越し祝いもしようか。」

赤「料理は任せて。」

桃「はいはーい！飾り付けしまぁーす！！」

白「俺もさっくんと飾り付けやろーっと！」

黒「それなら俺らは買い出しでも行きます？」

青「俺寝てるから準備出来たら起こして。」

紫「なべも行くんだよ！」

黄「B型だけで買い出しは不安だから俺も行くよ。」



それからもドタバタとパーティーの準備を進めて、気付けば朝に集まったのに、夕方になっていた。



緑「なんで、こんなにお菓子ばっか買ってんの？！」

青「グミは大事だろ。」

黄「チョコレートは正義。」

赤「はぁ………。」

紫「飾り多すぎじゃね？片付けるの大変だろ、これ。」

桃「多いに越したことはないでやんす！！」

白「華やかになって楽しーよ！！！」

黒「はなやか……？」



最後のめめは絶対に平仮名だった気がするのは気のせいではないはず。



紫「まぁいいや。始めようぜ！照よろしく。」

黄「よし！コップ持った？いくよ？卒業おめでとう！！！そして…………改めて、これからもよろしくー！！カンパーイ！！！」

「「「「「「「カンパーイ！！！」」」」」」」



ここからが、俺たちの第２章のスタート。


笑って泣いて、たまには喧嘩もして。


そんな日々を過ごして２ヶ月が過ぎようとしていた。

-３２-→←-３０-

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す