検索窓
今日:14 hit、昨日:10 hit、合計:22,169 hit

ページ38

熱が1週間ほど続き、とうとうしゃべることもできなくなった大倉。
荒い呼吸を繰り返しながらときどきうなるだけの、ただただ苦痛な時間が流れた。

.
「大倉?寝てる方がええか?座ったら少し息楽にならんかな?」

大「…ハァハァ…んー…ハァ……」

「座ったらフラフラなるか…しんどいよな…泣
背中、さするで…」



.

錦「村上くん?大丈夫?しんどそうやけど…」

「あ、亮。すまん大丈夫や。あかんな、辛いんは大倉やっちゅうねん。
大倉、こんなに頑張っとるんやからそろそろ楽にしたって欲しいよな!ほんまに神様おるんけ…」

錦「大丈夫や。大倉は強いから。こんなことで挫けへん。ヘタレやけどやるときはやる男やから。な、大倉!」

大「……ハァ…ッッ…フゥ……ハァハァ…」


大倉が少し微笑んだように見えた。

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している



←黒



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
70人がお気に入り
設定タグ:大倉忠義 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Aqua | 作成日時:2019年6月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。