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紫 ページ38
熱が1週間ほど続き、とうとうしゃべることもできなくなった大倉。
荒い呼吸を繰り返しながらときどきうなるだけの、ただただ苦痛な時間が流れた。
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「大倉?寝てる方がええか?座ったら少し息楽にならんかな?」
大「…ハァハァ…んー…ハァ……」
「座ったらフラフラなるか…しんどいよな…泣
背中、さするで…」
.
錦「村上くん?大丈夫?しんどそうやけど…」
「あ、亮。すまん大丈夫や。あかんな、辛いんは大倉やっちゅうねん。
大倉、こんなに頑張っとるんやからそろそろ楽にしたって欲しいよな!ほんまに神様おるんけ…」
錦「大丈夫や。大倉は強いから。こんなことで挫けへん。ヘタレやけどやるときはやる男やから。な、大倉!」
大「……ハァ…ッッ…フゥ……ハァハァ…」
大倉が少し微笑んだように見えた。
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作者名:Aqua | 作成日時:2019年6月30日 22時