日常と非日常。【水溜りボンド】

予報外れの雨 ページ11

水溜りボンドのお二人が出ますが付き合っていて
動画投稿はしてなく普通の生活をしている大学生設定です。
大丈夫な方のみ下へどうぞ。





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(カンタside)




「予報外れの雨じゃん」



これから俺はとある駅に向かう、名前が無い駅に。
きっと長い夜になるんじゃないかな



遠ざかった空のあの夏 あの時の記憶が混ざる


その入口に名前を付けるつもりだ、もう戻れない。
俺らの旅はスタートしたからね。




...




「着いた…」




この前にあるドアを開ければずっと続いてる未来がある。
辛い時は富永を思い出せばいいんだ。
俺の事を遠くから応援してくれるから。








「わぁ…星が綺麗…」




今日この星で見る世界には何か目印があるのかな。
何も無いなら俺は軌道上の空を進んでくよ。



「次の休み……富永とどこか行きたいなあ」



俺はいつも何も決まってないフリをするんだ。
そうすれば結局2人の時間が愛おしくて家で2人で
いつも通り、でもちょっと違う風に過ごせるから。









「…この星、富永の所では見えてるのかな。」

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