トリップの方法試したらホントにトリップ出来た【tkrv】

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由希｢ほぉー･･･あー、うん･･･佐野家･･･あんたのこと好きねぇ･･･｣
『だよな！！？私そんなに魅力的ｯｯ☆じゃないよな！！』
由希｢星つけんな。てかそれ自分で言ってて悲しくなんない？｣
『なるわボケ』
由希｢哀れな女｣『突き落としたろか』
『で、由希は今日何したの？』

由希｢･･･春千夜と話してた｣
『おおーっとぉ？爆弾投下してくるねぇ君も』
由希｢まぁ、ちょっと話しただけで大したことは話してないけどね｣



由希side
万次郎になんか誘われたけど私は面倒事には巻き込まれたくないので断った
てかそもそもメインキャラとあんまり関わりを持ちたくないんだから当然だろ
･･･の割には真ちゃん好きになってるけど
由希｢･･････つまんないなー授業｣
ほとんど前世でやったことある内容、話、単元etc
聞かなくたって分かる

春千夜｢じゃあちょっと話しませんか？｣
由希｢！？は、るちよ･･･？｣
待って、万次郎の次はアンタが乗り込んでくんの？
義務教育くらいちゃんと受けろよ･･･
由希｢因みに拒否権は｣
春千夜｢ありません｣

由希｢だと思ったよ。帰れ｣
春千夜｢ないって言いましたよね。帰るなら由希さんも一緒です｣
理不尽さは万次郎からか･･･元からか･･･
由希｢･･････分かった、行くから｣
ため息をついて了承する



由希｢で？話って？｣
春千夜｢由希さんってどんな人なのかなーって｣
由希｢･･････君と同等類。常に猫かぶって本性はとことん狂ってる人間だけど｣
春千夜｢･････････｣
目付きが鋭くなる
由希｢春千夜はさ、今はムーチョに心酔してるように見えるけど･･･実際の所万次郎に心酔してるんでしょ？｣

由希｢万次郎(王)が何よりも大事で、王を裏切る奴には容赦しない｣
由希｢･･･って考えてるんだけど。どう？｣
春千夜｢･･････ははっ･･･バレてんのか｣
由希｢言ったじゃん。同等類って｣
春千夜｢お前は誰に心酔してんだよ、オレと同等類って言ったからにはお前もいんだろ？お前の王が｣
由希｢･･･Aだよ。あとは･･･キミ･･･かな｣

そう。私はAと同じくらい春千夜にも心酔している
私の今の生き方
王を決めて、その人について行けば目標も自然と出てくる
心酔すればするほど楽しく生きられる
そう、春千夜に教わった
由希｢キミのことはAと同じくらい尊敬してるし心酔してる｣
溺れるくらいにね

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