私の初恋は黒服の車掌 part2

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―私はクダリから詳しい話を聞くと、急いでミスライモンシティが開催されている場所へ向かった。



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―ク『＿＿＿A、今日のミスライモンシティにエントリーしてるんだよ。』



ノ『...！？なんですって！！』



ク『カミツレちゃんからさっき話聞いたんだけど、カミツレちゃんが彼女をエントリーさせたみたい。
ものすごく可愛いから、みんなにも見てほしいって。』



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―一週間泊まり込みで夏祭りの準備をしていてA様にもお会いできなかったし、ミスライモンシティの担当はクダリでしたし、



全く何も知らなかった。



私としたことが...



＿＿＿会場へ到着すると、もうすでにコンテストが行われていた。



去年よりも盛り上がっているようだった。



「＿＿＿知ってるか？次出る人カミツレさんの推薦らしいぜ。」



「マジかよ！カミツレさんの推薦なら超可愛い子じゃん！！楽しみ〜〜！」



＿＿＿本当にカミツレ様の推薦で。



『＿＿＿エントリーNo.23。ジョウト地方から！Aさんです！』



＿＿＿司会者が呼び込みをすると、浴衣姿のA様が登場した。



ノ「＿＿＿！！」



A様が登場した瞬間、会場にいた観客は思わず息を吞む。



私も釣られて息を呑んだ。



A様はそのままランウェイをゆっくりとした足取りで歩き始める。



＿＿＿浴衣姿のA様は、あまりにも美しく可憐だった。



カミツレ様がきっとメイクや髪型をアレンジしたのだろう。



とてもお似合いで___。



ノ「____綺麗だ。」



「やべー...マジ可愛い。」



「さすがカミツレさん推薦の子...俺彼女に票入れる。」




＿＿＿観客も彼女に釘付けだった。




私もその一人。




こんなに綺麗な彼女を見るのは初めてで、私は無意識に彼女に見惚れていた。




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