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−Aside−
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―そして翌日。
カフェの仕事が終わると、カミツレさんが迎えに来てくれた。
そして私の家に移動し浴衣の着付けをしてくれた。
カ「___よし、できたわよ。」
カミツレさんは私の浴衣を着つけ終え、私を鏡の前に立たせる。
あ「わぁ...」
私は思わず声を漏らした。
あ「___これが、私...?」
カ「Aちゃん、とっても可愛いわよ!」
___カミツレさんが選んでくれた浴衣は、白地の生地に青色の淡いお花や優しい青色のお花がプリントされた浴衣でとても綺麗な浴衣だった。
その浴衣に合わせるようにアクセサリーもカミツレさんが選んでくれ、髪型も浴衣に似合うようにアップにアレンジしてくれた。
カ「本当に可愛いわよ、Aちゃん。もっと自分に自信を持ちましょう。
きっと優勝できるわ。」
あ「そ、そんな。」
優勝は少しオーバーな気がするけど、でも...
初めて思った、自分が『可愛い』って。
カミツレさんのおかげで、少しだけ自信持てたかも。
あ「___カミツレさん、本当にありがとうございます。」
カ「ふふ、いいえ。楽しみましょうね、お祭り。」
あ「はい!!」
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−ノボリside−
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―とうとう夏祭りが始まった。
私とクダリは問題がないか見回りをしていた。
___皆さんで頑張って用意した飾りやセッティング。
お客様はすごく嬉しそうな顔をしていた。
ノ「___よかった、楽しんでいただけたようで。」
「ノボリ兄さーん!!」
すると、反対方向の見回りをしていたクダリが私の方へ走って戻ってきた。
ク「こっちの方は特に異常はなかったよ。」
ノ「そうでしたか、それはよかった。クダリ。私がこの後見回りをしておきますから、あなたはお祭りを楽しんできたらどうですか?」
ク「え、僕だけなんてそんな...ノボリ兄さんも楽しもうよ、少しくらい大丈夫だよ!」
ノ「これもサブウェイマスターとしての責務ですよ。
___そうだクダリ、A様を見ませんでしたか?
探したのですがいらっしゃらなくて...」
ク「A?Aならミスライモンシティの待機所の方にいたけど。」
ノ「___え?」
クダリの言葉に私はすぐ理解できなかった。
ノ「ミスライモンシティ...?どういうことですか?」
ク「え、ええ?まさか知らなかったの?ノボリ兄さん。」
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mofu - 紗也(#°v°#)さん» 占いツクールのサイトって、一時期忘れて、又唐突に思い出して見に来ます(笑)続編気になります!(*^^*)楽しみにしながら少しずつ拝読させてもらってます(^^) (2022年8月20日 15時) (レス) id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(#°v°#)(プロフ) - mofuさん» 私もちょいちょいみに来るんですよー!そしてまた書きたくなってしまって書くという、、、笑 偶然の出会いに本当に感謝です!ありがとうございます!番外編で終了のつもりが続編検討してるバカですww (2022年8月18日 13時) (レス) id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
mofu - 紗也(#°v°#)さん» 返信ありがとうございます!自分は最近又ちょくちょく占ツクを覗いているのですが、今自分と同じ年代で占いツクールを見ているのは私だけなんじゃないか?と、ふと思ったりもするんですよね(笑)そんな思いを抱きながらこの作品に出会えたのですよ(^o^) (2022年8月16日 21時) (レス) id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
紗也(#°v°#)(プロフ) - mofuさん» コメントすごく嬉しいです!そして年齢がおそらく近しいということですごく親近感が湧いてしまいました、、、涙 自分が納得できるまで今書いてるストーリーを書き進めていきたいなと思います 今後ともよろしくお願いします! (2022年8月14日 19時) (レス) id: 00f1a90a19 (このIDを非表示/違反報告)
mofu - 紗也様初めまして!私もノボリが好きで偶然この物語に邂逅しました者です。ずっと昔に作り投稿していたと仰られていましたが、拝読している私の年齢も20代後半になりました。この作品を作り続ける事に感謝します。これからも楽しみに読ませて頂こうと思います(^o^) (2022年8月14日 16時) (レス) id: ee0db38384 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紗也(#°v°#) | 作成日時:2022年7月29日 11時