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−エルヴィンside−
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―エル「＿＿そうか、今回も失敗か。うまくいけば1日足らずで、シガンシナ区に空いた穴を塞げるということだったが。」
私は今日の実験の報告をリヴァイから聞いていた。
リ「＿＿何しろ情報がない。硬質化の方法について、教科書でもあれば別だが。
あとはクリスタ...いや、ヒストリア・レイス。あいつから壁についての情報を辿るか...」
エル「＿＿彼女が話した生い立ちについての報告は読んだ。
貴族レイス卿の隠し子、確かに不幸ではあったらしい。
だがただの地方貴族が、なぜ壁の秘密を知ることができるのかが謎だ。」
＿＿早く、真実に近づきたい。
―コンコン
ガチャッ
「＿＿お茶をお持ちしました。」
エル「＿＿Aか、ありがとう。」
すると、Aが部屋に入ってきた。
あ「＿＿どうぞ、リヴァイ兵長。」
リ「嗚呼。」
リヴァイはAが淹れた茶をもらい、それを飲む。
あ「＿＿どうですか？硬質化の実験。」
リ「＿＿。」
あ「そう...ですか。」
リヴァイが無言で首を横に振ると、Aは落ち込んだような顔をする。
あ「＿＿ごめんなさい...私も巨人化の薬について...全然分からなくて。
いろいろ資料を調べたんですけど、分からなくて。」
エル「＿＿A、自分を責める必要はない。」
あ「でも、私...」
エル「大丈夫だ、あまり追い詰めるな。」
私がそう言うと、Aは少し安心したような顔をし頷く。
リ「＿＿俺はもう失礼する。今日はこの施設で泊まってく。」
あ「え、兵長...」
エル「＿＿分かった。しっかり休んでいけ。」
リヴァイは席を立つと、部屋を出ていった。
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紗也(プロフ) - 明日さん» いつも本当にありがとうございます！これからも頑張ります♪ (2018年11月9日 16時) (
レス) id: b1705a050e (このIDを非表示/違反報告)
明日 - これからも応援してます!! (2018年11月5日 15時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)
明日 - 続編おめでとうございます! (2018年11月5日 15時) (レス) id: 09c1450ad5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗也
| 作成日時：2018年11月5日 10時
