引きこもりのヒョンとヌナ ページ41
JM「ホソギヒョン」
ダンスレッスンを終えて部屋に帰って来てから
ジミナが声をかけて来た
HS「お？なに？」
すると少しむくれた顔で
JM「Aヌナ…今日も部屋に帰ってこないんですね…」
そう、Aヌナはある日突然部屋で荷物整理をし
俺らが何事かと思い声をかけると
『しばらくここには帰ってこないから』
そう言いながらリュックを背負うもんだから
宿舎を出ていくのかと思い俺らは慌てて聞くと
ユンギヒョンの作業室に引きこもる
そう言って俺らのシェアルームを出た
ジニヒョンに聞いてみれば
何やらユンギヒョンも
しばらく引きこもっているらしい
そして作業室のドアの前には
《絶対に開けるな》
そう手書きで書かれた紙が2枚貼ってある
よく見ると1枚はユンギヒョンの字で
もう1枚はAヌナの字で書いてある
JM「あの二人…何してるんだろう…」
HS「さあ…ダンスレッスンには来てたし…至って普通だったけどなぁ…」
まあ、ダンスレッスンで
久々に作業室から出てきたAヌナに
マンネラインはベッタリだったけどなぁ
HS「体調崩さなきゃいいけど…」
そう思いながらAヌナが
あの部屋から出てくるのを俺はただ待っていた…
JM「恋愛…？僕の…？」
あの日Aヌナが部屋に引こもる前に
僕はどんな恋愛をするか聞かれた
…正直いって分からない
だってちゃんとした恋愛ってしたことない気がする
黙る僕をAヌナは真っ直ぐ見て
微笑みながら出ていったのを覚えている…
あれはなんだったんだろう…
JK「ユンギヒョン…」
めずらしく部屋から出てきたユンギヒョンを
僕は慌てて呼び止める
SG「なんだー？」
なんだかご機嫌なようだ
JK「Aヌナは…」
そう聞くと笑いながら
SG「あぁ…そろそろ出てくるんじゃないか？」
そう言ってまた部屋に入っていった
…あの二人がすごく羨ましい
なんだかいつもいつも2人だけの秘密を
共有してるところが…
とても羨ましく思える
『やっと出来たー！！！』
TH「え？Aヌナとカップリング曲！？」
NJ「作詞とイメージ構成もAヌナですか！？」
JN「そうそうユンギに伝えておいてって言われてたの忘れてた！笑」
HS「それを作ってるのか」
JM「早く言ってくださいよジニヒョンー！」
JK「それなら楽しみですね！！！」
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作者名：雅 | 作成日時：2020年2月2日 22時
