大喧嘩JK ページ21
JK「す、すいません…間違えました…」
寝ぼけていた僕は
一瞬で目が覚めた
なんだか…
見てはいけないものを見てしまった気分だ…
TH「ジョングクー！朝だよー！」
テヒョニヒョンが起こしに来た
なんだ…Aヌナじゃないのか…
JK「わかりました…起きますから…」
TH「絶対？絶対起きる？」
JK「ちょっと向こう行っててください…」
寝起きの悪い僕を諦めたのか
テヒョンは部屋を出ていった音が聞こえた
そのため僕はまた夢の中に入りかけていた
そんな時
Aヌナの声が小さく聞こえた
『ちょっとグク起こしてこなきゃ…』
ん？Aヌナ？
僕は起きてるよ！
『その後に来るからさ…』
大丈夫だってAヌナ！
僕、起きれたよ！
そう思いながら
Aヌナの声のする部屋のドアを
寝ぼけた頭で
無意識のうちに
開けていた
『…グク？…え、ちょっと…ユンギ離して！』
SG「ﾁｯ」
目の前に広がっていたのは
ベッドの上で
Aヌナを後ろから抱きしめているユンギヒョンと
ユンギヒョンに抱きしめられているAヌナ
あれ？
この2人って
こんなに仲良かったっけ？
いや…仲はいいんだよ
そうそう同い年だし
仲はいいんだけど
なんて言うか…
こういう仲はよかったっけ？
こういう仲ってなんだ？
どういう仲？
ていうかこんな2人…見たことないんですけど！！！
はじめて見たんですけど！！！
え、なんか僕、見てはいけないものをみた！？
ちょっ…間違えた！！！
JK「す、すいません…間違えました…」
そう言って扉を閉めてる時に
『ちょ、ちょっとグク！！』
Aヌナの声が聞こえたような気がした…
それから放心状態の僕は
リビングへ向かうと
ユンギヒョンを起こしに行ってくる
そう言っているジミニヒョンを見かけて
慌てて止めた
すると後ろから
2人がリビングにきた
僕の横を通る時にユンギヒョンは
SG「朝から悪かったな」
そう言って通り過ぎるものだから
いつもはゴマ油で味付けの濃いジニヒョンのご飯も
今日は味がよくわからなかった
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作者名：雅 | 作成日時：2020年2月2日 22時
