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噛み付き癖 2 ページ6
玉森side
ーーー
高「Aっ！何回言ったら…
横「A、おいで。」
高嗣が叱ろうとした時、
ずっと黙って見てた渉兄がAを呼び寄せた。
.
.
何すんのかなー。って思った瞬間___
.
ガブッ……。
『…っギャーーー！いちゃぁいーー！』
渉兄が、Aの腕に噛み付いた。
太「ちょ、おいっ！何して…
渉「A、痛いでしょ？
ガブされると皆痛いんだよ？
だから、人にガブしちゃいけません。」
って、大泣きするAに説明する。
『……ふぇえぇーーーー……』
渉「わかった？お返事は？」
『……うぅ…ぐすっ、ぁぃ。』
渉「はい、いい子。」
って、頭を撫でられるA。
.
.
宏「なるほど、荒療治ってわけね。
さすが、渉。」
って唖然とする俺に横から話しかけるミツ。
裕「さすが、母って感じだわ。」
宏「ほんとな。
んじゃ、俺はAでも慰めてくるわー。」
裕「は。ミツ、それ良いとこ取りだよ。」
宏「いーんだよ。」
って、去っていったミツ。
最年長のくせに、せこすぎる。
___ほんと、毎日が闘いの日々だけど
うちの天使の成長を今後もお兄ちゃん達が
見守っていくからね。
★end★
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作者名：Bear | 作成日時：2015年12月18日 20時
