*My princess*ーShoー

デート ページ48

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……休みがない。



疲れてるから休みたいとか、そういうのじゃない。



紫耀「A〜…」

廉「また始まった」

海人「帰ったら会えるじゃん」



Aとの時間が欲しいだけ。

よし、決めた！



紫耀「デート行こ！」

廉「は？なんで俺が紫耀とデートせなあかんの」

紫耀「ちげーわ！」

海人「Aちゃんとデートいいなぁ〜」



といっても丸々一日休みってないから、舞台が夕方からの日の昼間しかないな。

確か次の月曜…あ、ちょうどAも休みだったような！



思い立ったらすぐAに伝えたくなって。

舞台やり切って即帰った。



紫耀「ただいま！」

A「おかえり〜…わっ！」



玄関まで迎えにきてくれたAに飛びつく。



A「なに？どうしたの？(笑)」

紫耀「A、デートしよ♪」

A「え？なに急に(笑)」

紫耀「月曜、休みだろ？夕方までしか時間ないけど…
俺とデートしてくれませんか？」

A「はい！行きます！」



そして月曜日。

元々二人で出かけることってあんまりなかったから、すっごい舞い上がってるよ俺！



A「紫耀さん！準備完了です！」

紫耀「おう！行こっか！」



車を走らせて有名なあの橋を渡って。

めちゃめちゃ近場だけど、海見たくなったから。

この真冬に。



紫耀「今日のAも〜ひまわりの100倍かわいい♪」

A「なにそれ(笑)」



そしてサマー連呼してるこの曲を替え歌(笑)。



紫耀「Aが可愛いから」

A「恥ずかしいからやめて〜」



今日のAも当たり前に俺好み。

ていうかA自体が好みだからな〜(黙)



紫耀「着きました！」

A「わーい！」



寒いせいか、あまり人がいない海岸沿いを手を繋いで歩く。

こんなこと普段できないもんな。



A「海ちゃんここで撮影してたよね」

紫耀「あ〜そんな気がする」



さすがA、詳しい(笑)。



二人で海眺めながらゆっくりしてるだけで幸せ。

こんなに気持ちが落ち着いたのは久しぶりだな。

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