Shoji's story ページ7
連れてこられたのは
毛利さんからは想像もできないくらいお洒落なバーで、急いで調べたのかと思ったけど、バーテンダーと話してるの見てる限りよく来てる。
「ふーん。こんなとこ来るんだ。」
毛「仕事帰りに少しね」
とりあえずお任せで頼んだお酒を
グラスを交わして一口飲んだ
「んー!美味しい!」
毛「本当飲みっぷりいいですね」
「こんな状況だよ?
飲んでなきゃやってらんない」
毛「すいません…」
「本当にそう思ってるなら付き合って
ほら!」
毛利さんは文句も言わず私のお酒と愚痴に付き合ってくれた
____「あっはははは」
毛「東海林さん、こんな面白い方と思わなかったっ、はははは」
「私こそ、毛利さんがこんなんだとは思わなかった」
そんなに強くない私はもう結構酔っていて
毛利さんもそんなに強くなさそうだったけど
気があう事は確かで意外と2人でも盛り上がれた。
毛「でもこんな風に無防備になるから
狙われるんすよ!」
「もうこんなババアは狙われないよー!」
毛「何言ってるんだか
前だってあんな事件に…」
ガバッ
「え、ちょっ…」
毛「ほら、こうしたら逃げられないでしょ?」
すぐ横の壁に押さえつけられて
確かに逃げられないけど…
「毛利さん…近い」
私の言葉にボッと赤くなってバッと離れた。
毛「す、すいません…」
「いや、うん。心配ありがとうございます?」
毛「あ、いえ…。」
少し気まずい雰囲気になってしまった。
────
毛「Aちゃんの解剖が凄いって聞いたよ〜」
また今日もAにデレデレな毛利さん
中堂さんに睨まれながらも懲りてない。
「全然凄くないですよ〜」
中「ぉい、A行くぞ」
「はーい!じゃねー毛利さん」
Aが帰ってきてここにくる頻度が明らかに増えた。
毛「あーなんであんなに可愛いんだろ。」
「はぁ〜」
やっぱり狙われるのは可愛い子。
私も解剖の準備しよ。
毛「またストレス溜まってるんですか?」
フッと笑いながら聞いてくる…
「あー。いや別に。」
毛「また…の…にでも…」
「ん?なんて?」
毛「ま、また飲みながら愚痴聞いてもいいですよ!」
"何その言い方?"言い返そうと思っても言えなかったのは、彼の顔があの時と同じくらい赤くて断りずらかったからで…
「じゃあ、今夜でも」
と解剖室に向かう私の後ろで
"お迎えにあがります"と大きな声で叫ぶ彼が
可愛いと思ってしまったからとかじゃないんだから!
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光菜(プロフ) - とても面白かったです!!最後の更新から何年も経ちますが、更新待っていますね(˶'ᵕ'˶) (2022年1月20日 14時) (レス) @page27 id: 994989bbfc (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - いちごミルクさん» ありがとうございます!ちょっとネタ切れで考え中です。すみません。できるだけ早く更新できるよう頑張りますお待ちください(^^) (2018年5月17日 20時) (レス) id: 837f7761f7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - 面白かったです!続き楽しみにしてます。頑張って下さい!! (2018年5月12日 17時) (レス) id: 62f9fc312d (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - KANONさん» ありがとうございます!私もまだアンナチュラルロスです。続編みたいですね!これからも更新頑張ります、楽しんでいただければ嬉しいです(^^) (2018年4月25日 14時) (レス) id: 837f7761f7 (このIDを非表示/違反報告)
KANON - アンナチュラル、中堂さんロスでしたがここのお話を読んで癒されてます。UDIメンバーのわちゃわちゃ?シーンも好きですし、中堂さんとのラブラブなシーンも好きです。どちらも想像?妄想できて完結したお話も好きです。これからもたくさん素敵なお話が続きますように‥ (2018年4月25日 0時) (レス) id: 1ebeb777d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:me | 作成日時:2018年4月10日 19時