アンナチュラル〜Another story〜【横暴な彼の素顔】

1week ago ページ26

中「来週の金曜予定あるか？」


「え？」

東「中堂さん、ミコトをデートに！？」



中「ばかか、お前ら全員だ。」

Aが不在中中堂さんは毛利さんたちまで呼びつけて、乱暴に私たちの予定を聞いた。


「なぜですか？理由を教えてください」


中「Aに…ロ…ズする」

「なんて？」


中「プロポ「「プロポーズ！？！？！？」」

声がでかい」


この前振られていつプロポーズするのかと不満に思っていた。
それがついに…っ

「金曜空けます！」

言うまでもなく全員が食いついた

あの中堂さんがどんなプロポーズをするのか
気にならないわけがない。


中「ここに5時にこい。

それから金曜にAにこれを渡せ
俺と行くように言え」

だから中堂さん…

「それが人にものを頼む態度ですか？」

中「…きょ、協力を…要請する」


「はい！」


中堂さんが渡してきたのは招待状のようなもので
リメンバーミーと書かれてある。

久「なんすかこれ」

中「披露宴会場を貸し切った
ダイニングシネマのようにディナーを食べながら映画を見る

ここだ。」

本格的な綺麗な建物で本気度が伝わる

中「来るのはいいがAにはバレるなよ」


呼んどいて来るのはいいがって
中堂さんのそんな言動にも笑って流せるくらいの免疫はついてきた

プロポーズの内容は聞いても詳しく教えてくれなくて…


──迎えた今日当日。



東「言い逃げかーっ！」



毛「すごい声、外まで響いてましたけど…」

「ぶっ…なんでもないです」

東「あははは、」


神「じゃあ私たちも着替えて行きますか。」


ついた場所は写真よりはるかに綺麗な場所で
プロポーズされるわけでもないのに緊張した。

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