Kei's story ページ12
「楽しかったね〜
もう少しいたかったけど、ごめんね。」
三「いいよ〜充分楽しかったから」
久「ゆっくり出来ましたね〜」
"よかった"と安心したようにAは笑っていて
思わずその頭を撫でた。
一通りラボに戻して終えた頃
「2人もタクシー呼んだから帰って!」
「六郎、今度こそしっかり送るんだよ?」
合図のように久部の肩を掴んで言っていた。
本当にこのお節介は…
三「私近いから大丈夫だよ?」
久「いえ、送らせてください!」
三「じゃあお願いします」
そんな2人を嬉しそうにAは見ていた。
「じゃあまた明日〜!」
2人が乗ったタクシーをAは見えなくなるまで手を振って見送っていた。
「上手くいくかな〜」
「さぁな。」
「ねぇ、たまには歩いて帰ろうよ」
俺の答えなんて聞かず手を握って歩き出すAに引っ張られ薄暗い夜道を歩いた。
「星のない世界に〜たった一つ真実を見つけたの君の手に触れた日〜」
機嫌がいいのか急に歌い始めた鼻歌は
いつか久部に聞いた
俺の為に書いたというJust your and I
Aの綺麗な声は誰もいない2人の夜道に響いて
心地いい。
「機嫌いいな」
「だってこんな風にのんびり系と歩けるなんて嬉しくて」
繋いでいるその手をブンブンと振り回している
「A」
ちゅっ
その手を引き寄せてキスをした
ポッと赤くなって"系"と俺の名前を呼ぶ姿はたまらなく可愛い。
歩いて20分かかる家までの距離も
Aと歩けばあっとゆーまで
もう見えてくる家。
「あーもうついちゃうね〜」
「またいつでもできるだろ」
「いつでもしてくれるの?」
「当たり前だ」
「ふふっ」
「なんだ。」
「幸せだなって思ってるの!」
「もっと…」
「ん?」
「もっと、幸せにしてやる。」
「うん、一生幸せにしてね」
そう言ったAは背伸びをして俺にキスをした。
___Next
◯Travel Kei's story→←your story
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光菜(プロフ) - とても面白かったです!!最後の更新から何年も経ちますが、更新待っていますね(˶'ᵕ'˶) (2022年1月20日 14時) (レス) @page27 id: 994989bbfc (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - いちごミルクさん» ありがとうございます!ちょっとネタ切れで考え中です。すみません。できるだけ早く更新できるよう頑張りますお待ちください(^^) (2018年5月17日 20時) (レス) id: 837f7761f7 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - 面白かったです!続き楽しみにしてます。頑張って下さい!! (2018年5月12日 17時) (レス) id: 62f9fc312d (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - KANONさん» ありがとうございます!私もまだアンナチュラルロスです。続編みたいですね!これからも更新頑張ります、楽しんでいただければ嬉しいです(^^) (2018年4月25日 14時) (レス) id: 837f7761f7 (このIDを非表示/違反報告)
KANON - アンナチュラル、中堂さんロスでしたがここのお話を読んで癒されてます。UDIメンバーのわちゃわちゃ?シーンも好きですし、中堂さんとのラブラブなシーンも好きです。どちらも想像?妄想できて完結したお話も好きです。これからもたくさん素敵なお話が続きますように‥ (2018年4月25日 0時) (レス) id: 1ebeb777d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:me | 作成日時:2018年4月10日 19時