好きって言って�◆覆犬紊蠅曚�） ページ18
『もしもし…樹？いま、大丈夫？』
『大丈夫だよ。こんな夜中にどうした？北斗はいつも寝てる時間だろ？何かあったか？』
『うん…あの、あのね…』
『うん？どーした？』
口籠もってると樹の声が一段と優しくなった。
あぁ、もうこんな声も聞けなくなるんだ。
なんだか涙が滲んでくる…。
『…じゅり…わかれよー』
『は？…北斗、何言ってんの？』
『だから…別れよ。俺たち』
『え？意味わかんないんだけど…北斗…こんな夜中に冗談？！急になんなわけ？！』
なんだか樹…怒ってる？
なんで？樹にとってはいい話なのに。
どうしよう…
樹が納得できて、樹が負担にならない別れの理由…。
あ！これだ！
『俺、俺…好きな人…できたから。別れて…』
『…！！…ありえない…北斗、マジ、ありえないし！…今からそっち行くから！』
『え…？…あの、』
ブツッ！
樹は電話を一方的に切った。
なんか、樹…今から来るって言ってたけど…もう夜中だし…まさか、ね…。
ピンポーン♩
本当に来たの？！いや…まさか…。
インターフォンを無視していたら今度は携帯が鳴った。
トゥルルルー、
あ…樹からだ…！
やだ…今更、樹からの電話出れないよ。
ピンポーン、ピンポーン、
インターフォンが鳴り止まない。
携帯も鳴りっぱなしで、留守電メッセージになり、
『北斗、いい加減に出ろ。このまま部屋に上げないなら部屋の住人が緊急事態だって言って警察呼ぶからな！』
…！！…
『…樹…』
『北斗…やっと電話出たな。早く部屋上げろ！』
『…分かった…』
樹の声が低くて怖かった。
俺は覚悟を決めて樹を部屋に上げた。
玄関を開けると同時に、樹に玄関の壁に押さえ付けられた。
「樹…あ！っ…痛い…」
「北斗…さっきのどう言うこと？別れたいって本気？」
樹の目が怖い。
「うん…そ、だよ。別れたい」
「ありえないし…」
樹の指がキツく俺の腕に食い込む。
「本気だから。もう樹とは別れる」
俺は精一杯の虚勢を張って樹の目を見返して言った。
なんで樹は怒ってるの？
樹を解放してあげるのに…。
「…好きな人ができたって？まさか、そいつにもう抱かれたのか？！」
「そんなこと…！してない…！」
な、なに言っちゃってるの！
「分からないからな…北斗の体はいやらしいから、まさか体でそいつに絆されたのか？これから…確かめてやる！」
「や、やめて…やだ…！」
樹に寝室まで引きずられるように連れて行かれベッドに乱暴に押し倒された。
好きって言って��（じゅりほく）→←好きって言って� 覆犬紊蠅曚�）
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おゆまる(プロフ) - モモさん» こちらこそ…リクにお答えできずごめんなさい(＞人＜;)今手掛けてる作品が多くて…申し訳ありません。 (2020年11月10日 6時) (
レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - リクエスト何度もしてしまってごめんなさい。お忙しい時に申し訳ありませんでした。メッセージありがとうございました。 (2020年11月4日 18時) (レス) id: fc4a04495a (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - モモさん» 読んでいただきありがとうございます(o^^o)リクはなかなか書けていないのが現状でして…難しいかもしれません…本当にごめんなさい(＞人＜;) (2020年11月3日 18時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - いつも楽しく拝読しています。今日失恋しましたが好きなのですが、この二人の続きや樹視点も読んでみたいのですが、リクエストしてもいいでしょうか？もしよければお願いします。裏要素はありでも、なしでもどちらでも書きやすい方で大丈夫ですので。 (2020年11月1日 1時) (レス) id: b6ce095fea (このIDを非表示/違反報告)
おゆまる(プロフ) - はるさん» そう言って頂けて…嬉しいです。書く意欲が湧きます！（嬉泣）いつもコメントありがとうございますm(_ _)m (2020年6月11日 14時) (レス) id: fbd0396cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おゆまる
| 作成日時：2020年5月4日 1時
