25period ページ27
海常の監督の罵声が響く中、あたし達は大我の作戦に耳を傾けていた。
相田「なるほど、うん。それいけるかも。」
『大我ようやく頭冷えたんだね。』
火神「はぁ？俺は最初から…」
「「いや、超ムキになってたよ！」」
この作戦は、大我とテツの連携が大事になってくる。大我が連携なんて、できるのかちょっと不安だけど…
あたしが不安がっていると、テツが大我の脇腹にチョップを入れた。
火神「ｯｯ！ってめ、何いきなり…「倒すんでしょう？」…！」
黒子「黄瀬くんを、倒すんでしょう？」
火神「ったりめーだ！ﾄﾞｽｯ」
黒子「ｳﾞｯ」
…心配いらなかったかな。大丈夫か、この2人なら。
「第２クォーター始めます！」
相田「んじゃま…逆襲、よろしく！」
あたしはコートに出ていく2人に駆け寄りバシッと背中を叩いた。
火神「いっだ！何すんだこの…！」
『行ってこいっ！』
あたしがニカッと笑ってそういうと2人が1度目を合わせ、まっすぐあたしの方を向いて
火神「おう。」
黒子「はい。」
と返してくれた。
さぁ、逆襲だ。
ーー
第2ピリオド、最初はあたし達のボール。
俊先輩から大我へパスが回り、涼太との1対1が始まる…ように見えた。
大我はテツに一度ボールを渡し、テツはワンタッチで大我に返す。それには涼太も驚いたのかフリーで大我がレイアップを決めた。
次の攻撃、大我はもう一度テツに渡した。同じことをすると思ったのか涼太はずっと大我についたままだった。それを見たテツはパス相手を順平先輩に変え、そのままスリーを決めた。
いい感じ。1人では叶わなかった相手でも、2人でなら…戦える！！！
そして次は誠凛がディフェンス。
涼太の相手は…
「なっ！黒子が黄瀬のマーク?!」
ふふ、みんな驚いてる。そりゃそうか。特技のミスディレクションがほとんど切れてる並の選手とコピーの天才の戦いみたいに見えてるんだし。でもこれは、テツが涼太を止めるんじゃなくて、
相田「獲るのよ。」
テツが抜かれたところを大我がカバー、そしてその瞬間テツがバッグチップ。シュートを決めた。よしっ、ふりだしに戻した！
再び涼太達のボール。中がダメなら外。と涼太がスリーを打とうとするも大我によって止められる。
「速攻！」
その時、涼太の振った腕がテツの頭に直撃した。
『テツっ！』
相田「黒子くん！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 406人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優雨-ゆうあめ-(プロフ) - ykさん» レスと言う文字に今さら気づきましたっ！普通にコメで返してました。遅くなってすみません汗コメントありがとうございます！明るい性格にしたかったのでそう見えててよかったです。これからもよろしくおねがいします！ (2022年5月6日 9時) (
レス) id: 42f874bee7 (このIDを非表示/違反報告)
yk(プロフ) - 主人公の明るい性格がとても好きです！ (2022年4月25日 2時) (レス) @page37 id: 9724ee37b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優雨-ゆうあめ- | 作成日時：2022年3月17日 22時
