18period ページ20
黄瀬「っと。痛った〜ちょ、何？」
あたしの頭に向かってきたボールをキャッチしようとすると涼太が片手でボールを弾いた。
『ねぇ！あたしに当たったらどーするつもりだったの大我！』
日向「火神?!」
相田「火神くん?!」
火神「当たらねーよーにしたわ。つーかお前はそいつの手ぇ解けよ！解いてこっち来るくらい自力でできるだろうが!!」
『出来たらやってるわっ！』
ボールを投げてきたのは火神くんで、なんでかはわかんないけどイライラが頂点に達してるなということはわかった。するとあたしの腰にある手の力がギュッと強くなった。痛い痛いって。
黄瀬「もう呼び捨てっスか。ふーん。」
火神「せっかく再会中わりーな。けどせっかく来て挨拶だけもねーだろ。ちょっと相手しろよイケメンくん。」
黄瀬「え〜そんな急に言われても…あ〜、でも君さっき…」
大我が喧嘩を売ったことに涼太は買うかどうかを悩み始めた。…これはまずいかも。
涼太はあたしをスっと離してネクタイを緩めた。
黄瀬「よしっ、やろっか！いいもん見せてくれたお礼。」
黒子「…!!」
『テツ、これは…』
黒子「えぇ、まずいかもしれません。」
相田「え？」
涼太のとこを離れ、あたしテツとりこ先輩の方に向かった。どうやらテツも同じことを思っていたらしい。対面する大我と涼太を見ながらあたし達は涼太の能力について話した。
黒子、A「彼は/涼太は見たプレイを一瞬で自分のものにする。」
涼太はダンッと1歩目で大我を抜きに行き、付いてくる大我のバランスが右にずれたところをロールで抜かし、ダンクを決めた。
え…これを大我がやっていたってことにもびっくりしたけど…こんなプレーする人、あたし知らない…。
大我はダンクを決める黄瀬を見上げるような形で尻もちを着いている。
「これがキセキの世代…黒子、橙城、お前らの友達凄すぎね？」
黒子「あんな人知りません。」
「え？」
黒子「僕も正直さっきまで甘いことを考えていました。」
『数ヶ月会ってないだけなのに涼太は…』
予想を遥かに超えてキセキの世代の才能は進化してる。
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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - ykさん» レスと言う文字に今さら気づきましたっ！普通にコメで返してました。遅くなってすみません汗コメントありがとうございます！明るい性格にしたかったのでそう見えててよかったです。これからもよろしくおねがいします！ (2022年5月6日 9時) (
レス) id: 42f874bee7 (このIDを非表示/違反報告)
yk(プロフ) - 主人公の明るい性格がとても好きです！ (2022年4月25日 2時) (レス) @page37 id: 9724ee37b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優雨-ゆうあめ- | 作成日時：2022年3月17日 22時
