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17period ページ19

-NOside-



黄瀬「よっと。」



タンッとステージから着せが降りてくる。誰からかの何でここにっ?という声にふわふわ軽い口調でこう言い出した。



黄瀬「いやー、次の相手誠凛って聞いて、黒子っちとAっちが入ったの思い出したんで、挨拶に来たんスよ。黒子っちは中学の時1番仲良かったしねっ!」



黄瀬が黒子の方を向き、ニコニコと同意を求めるも、黒子はスンッとした顔でフツーでしたけど。と冷たく返した。その黒子返答に嘘泣きをしながらヒドッ!!と返す黄瀬。


周りから見ればコントのようにも見えてくる。ただツッコミは観客であるが。



黄瀬「あれ、Aっち今居ないんスか?」

相田「え、えぇ。今Aちゃんはドリンクを次に行ってるわ。」

黄瀬「そうなんスか?!じゃあ俺Aっちが来るまで待つッス!1番はAっちに会いたかったんでっ!」



その言葉にAを好いている部員達はまさか…と反応した。皆が疑問に思っていることを代表して聞いたのは伊月だった。



伊月「えっと、Aちゃんとはどんな関係で…?」

黄瀬「関係?そんなの決まってるじゃないっスかー。俺のカノジョッス!」

「「「彼女?!?!」」」

黒子「違います。」ドスッ
『違うでしょうが!』ドスッ

黄瀬「アダッ!!…もー痛いじゃないっスかー!2人とも久しぶりなのに酷くないッスか?!」




カノジョ、と答えた黄瀬に部員達は大きな声を上げ、黒子、火神はムッと顔をしかめた。ただ、後ろからAが帰ってきたことに気づいた黒子はAと共に黄瀬の後ろに近づき、頭にチョップを入れ、それを否定した。(黒子は強めである。)




『皆さん、あたし彼氏いない歴=年齢ですから。こいつの戯言に騙されないでください。』

日向「いやその状態で言われても困るだけなんだが。」




その状態、とは、黄瀬がAの頭に顎を乗せ、バックハグ状態になっていることである。それに関して照れるわけでもなく真顔で否定してきているA。そりゃ否定しきれないだろう。




黄瀬「い・ま・は!違うけど、これから手に入れる予定なんス!…アダッ!」

『ハイハイ、もーわかったから黙ろーねー』

黒子「ふざけないでください。僕が許しません。」




予定なんス!とビシッと部員達を指さす黄瀬の伸びた腕の皮をつねり、A全て冗談だろというように返し、黒子はもう本気の目で拒否している。


その姿を見た火神はイライラが頂点に達し、黄瀬にボールを投げた。

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優雨-ゆうあめ-(プロフ) - ykさん» レスと言う文字に今さら気づきましたっ!普通にコメで返してました。遅くなってすみません汗コメントありがとうございます!明るい性格にしたかったのでそう見えててよかったです。これからもよろしくおねがいします! (2022年5月6日 9時) (レス) id: 42f874bee7 (このIDを非表示/違反報告)
yk(プロフ) - 主人公の明るい性格がとても好きです! (2022年4月25日 2時) (レス) @page37 id: 9724ee37b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優雨-ゆうあめ- | 作成日時:2022年3月17日 22時

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