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*
莉犬は慌てて喧嘩に参加している
るぅとを止めに入った。
「会長だめです…!
助けてあげないと生徒会の
イメージが悪くなります!」
忘れていたのか
「ああそうか…」と呟いて、
またジェルとさとみの方へ向かった。
「おいてめえ!」
「なんだこのやろー」
「喧嘩すんなよ!!!
かわいそうだろ!!!!!」
「5秒前まであなた参加してましたけど…」
るぅとの言葉に遠井は
冷静なツッコミかわした。
「へへ 文句あるかよ
このまま喧嘩するぞー
おらおら!」
「やめろっつってんだろおおお!」
そう言ったるぅとは
ジェルに向かって突っ込んでいき、
ジェルは壁に突き刺さってしまった。
「ガファ!!」と言う声を残して
「まってまってまってまって」
その光景を見た遠井は
止めに入ろうとする。
しかし、それを聞かないるぅとは
さとみに話し掛けた。
「大丈夫かいさとみくん!
ケガしてるんじゃないかい?!」
「あ、ああ…ありがとう
ケガは大丈夫だよ…」
さとみは少し戸惑っている。
しかし、さとみを心配しているのか
るぅとは
「保健室は上の階だ!
連れてってあげるよ!」と言う。
「あ、ありがと 助かるよ」
「いってらっしゃい!」
るぅとの言葉と共に
今度はさとみの方へ突っ込んでいき、
さとみを『物理的』に
上の階まで連れていったるぅと。
上の階に突き刺さったさとみは
「ヴェェェェアアア」と言う声を出した。
「まって会長やばいよ
ストリートファイターみたいになってるよ
ちょ誰かとめてーー」
遠井の声と共にころんが
「会長!だめです!」
と教室にやって来た。
そして遠井は何かを察したかのように
「あフラグだ」と呟いた。
「うるせええええ」とるぅとは
ころんの方へ突っ込んでいき、
ころんは反対の壁に突き刺さった。
それを見ていたクラスメートは
「生徒会こえええええええええええ」や
「こえぇよぉ…」と声が聞こえたり、
「関わりたくない…」との声まで耳に聞こえる。
暴れまわるるぅとに莉犬は
「もう一体どうしたらいいんでしょう…」
と完全に元気を失っていた。
莉犬の言葉にななもりときみは
声を揃えて言った。
「「るぅとくんがやめたら全て解決するね」」
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KOKESI(こけしくん)(プロフ) - びた一さん» (あ…なんかごめん…テヘペロw←キモ) (2020年7月15日 21時) (レス) id: 33ecba25f2 (このIDを非表示/違反報告)
びた一(プロフ) - KOKESI(こけしくん)さん» ありがとう!(´;ω;`)(←何か申し訳ないけどありがとう!) (2020年7月15日 21時) (レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
KOKESI(こけしくん)(プロフ) - びた一さん» そうだね…赤くん…だよね。(全然大丈夫だよ!逆にもっとしていいよ(() (2020年7月15日 17時) (レス) id: 33ecba25f2 (このIDを非表示/違反報告)
びた一(プロフ) - KOKESI(こけしくん)さん» ありがとう(*´ω`*)なるべく無理しない程度に頑張るね!(*^^*)続きってもしかして赤くん…かな?(←疎くてごめんね) (2020年7月15日 17時) (レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
びた一(プロフ) - 月さん» いえいえ!こちらこそ!ご感想ありがとうございます! (2020年7月15日 17時) (レス) id: a66b6b444c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:びた一 x他2人 | 作成日時:2020年7月10日 19時