黄緑担当です。

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「どうしたら印象がよくなりますかね…」


落ち込んでいる莉犬に

「うーん…、難しいな…」と
遠井は唸って考える。


「生徒会が学校のために活躍してる姿を
みんなに見せればいいんじゃないかな？」


ななもりの提案に莉犬は
「なるほど！」と少し元気を取り戻す。

しかし、また元気を失って
「どうしたらいいでしょう…」と言う。

そこでななもりも「うーん…」と考える。


「困ってる人を救うところを見せるとかどうかな？」


「ほうほう…」


頷く莉犬に「例えば！」と口を開くななもり。


「ジェルくんとさとみくんが喧嘩してて
そこをるぅと会長が救うとか！」


「あ！それいいね！」


「なーくん流石！」


するとななもりはジェルとさとみを
呼んで

「ジェルくん、さとみくん いける？」

と聞いてみる。

二人はぬっとやって来て
「ええよ」と答えた。


「軽いなお前ら」


「では！お願いしていいですかね…」
と言う莉犬にななもりは

「よし！じゃあさっそくはじめよう！
ジェルくん！さとみくん！喧嘩してくれ！」

と意気込んで二人に言った。

そんなななもりにきみは

「何か変な感じだなー
喧嘩してくれって…」

と苦笑いしていた。

ジェルの「おっけい！」という声と共に
二人は喧嘩をし始めた。


「おらおら！さとみ！おいコラ！

脱糞ゲーム野郎！オラオラオラ！」


「うわあああああああああんんんんんん

うわあああああああああんんんんんん」


「うんこ大好きなんだろー

おらおらおら！」


「なんでこんな目にあうんだよおおおおおおおおおおお」


この二人の光景を見て莉犬は
「あれ…。喧嘩になってない…！」
と戸惑っていた。

きみも苦笑いしながら
「寧ろ苛めてるみたいになってね？」
と突っ込んでいた。


「よし莉犬くん！今がチャンスだ！！
るぅと会長を呼んでくれ！」


「はい！

るぅと会長〜〜！！！」


莉犬が教室でるぅとを呼ぶと

呼ばれたのか「どうした莉犬！」と出てきた。


「生徒が喧嘩しています！
助けてあげてください！」


そう言う莉犬にるぅとは助ける

……と思いきや、


「へへ！たのしそうー！

ぼくもまぜてよ！！」


と言って
ジェルとさとみの喧嘩に参加した。


「おい生徒会長なにやってんだ？

生徒の代表なにやってんだ？」

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