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単なる手段 ページ31

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イタリア代表、ユーヴァースの主導者マルク・スナッフィーはみくとランパの選手達にある質問をした。

マルク「君らにとってサッカーって何?」

その問にティターニア(ヘラ)はこう答えた。

ティターニア「我々にとってサッカーとは単なる手段だ」

マルク「手段?」

その答えにマルクは首を傾げる。

ティターニア「我々にとってサッカーとは多数ある選択肢の内の1つに過ぎない。要はサッカーが無くなったら別の物をすればいい、という訳さ」

妖精女王(ティターニア)”の名に反する程の冷たさにマルクから笑顔が無くなる。

ティターニア「我々の指導者(マスター)はそう言うお方だ。なれば我らもそれに従うまで」

マルク「へぇ、随分と冷たい“会社(チーム)”だね、ダーリン」

そう言うマルクの目線の先には何も言わずただ椅子に座るAがいた。

ウルティモ「まぁまぁ2人共、そう暑くなるなよ。これは単なる練習試合。互いの戦績に○や×が着く訳じゃない。それでいいだろ?マスター」

『………………』

ウルティモ(デメテル)の言葉に何も言わずただ冷たい瞳でマルクを見下ろすAの瞳には光が灯っていなかった。

シルキー「いいんじゃねぇか?マスターも怒ってるっつう訳でもなさそうだしな」

モリー「とって食おうとする訳ではありませんしね」

シルキー(ポセイドン)モリー(ヘスティア)がウルティモのフォローに入る。

マルク「何時もの優しい君じゃないんだね」

その言葉にAの目に一瞬光が戻る。

『……………仕事だと思え、そう俺に言ったのは君だろ?マルク』

マルク「やっと俺の方見た。何時も見たいに笑ってよ、A」

『命令以外は基本的にはしない。それが命令ならまだしも』

Aはそう冷たく返した。

『俺にとっては全てが単なる手段だ。無くなればまた作ればいい』

そう言ってAはコートから姿を消した。

その感情は正しい→←蓋をした感情



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もこ(プロフ) - 夢主……幸せになって…更新頑張ってくださいね! (2023年4月13日 19時) (レス) @page27 id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 初コメ失礼しますね!私、男主の愛され大好物なので嬉しいです!ブルロのキャラ全員推しなので嬉しいです!更新頑張ってくださいね! (2023年4月9日 19時) (レス) @page1 id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - めっちゃくちゃ最高です!!続きがとても楽しみです! (2023年3月31日 11時) (レス) @page9 id: 4aa49d82fe (このIDを非表示/違反報告)
死神(プロフ) - オリ フラついてますよー! (2023年3月28日 21時) (レス) id: dad027b2bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エリス | 作成日時:2023年3月28日 1時

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