END2 ワルモノは誰? ページ46
傑「決まっているだろう?仕返し、いや当然な報いだよ。」
悟「俺らの仲間傷つけたんだぜ?お返ししないとだろ。」
A「っでも、そんなことしたらみんなが悪者になっちゃ」
硝子「必死に戦ったAだけ悪人で、助けられなかった私らが善人なのはおかしいでしょ。」
悟「まぁ、間違いなく高専に戻れば処刑だけど、別に俺らはこのまま幸せに暮らせば良いんじゃね?呪詛師って言ったって、何にも関係ないやつ全員を殺したいわけでもないし。こいつらは、復讐の対象だし、関係はあるだろ?」
傑「もし高専や警察に見つかっても、私たちが戦えば良い話だから。」
硝子「…特級2人が味方なら怖いものなんてないな笑」
悟「実際、Aはこいつらのこと殺したかったろ?でも集合させて行うには色々都合が悪かった。だから当時いじめを黙認した教員らを殺した。生徒を巻き込まなかったのはお前なりの優しさだろ。」
硝子「Aのそういうところに惹かれたんだよ。結果は悪くなっているが、必ずしも全部悪いわけじゃない。だから私らはどんなAでも、味方でいようって決めたんだよ。」
傑「Aは、私たちのことを好きだと言ってくれたね。それは、呪術師だから好きなのかい?」
A「ち、違うよ。呪術師じゃなくたって好きだよ!」
硝子「じゃあ、今の私たちも好きでいてくれるよな?」
A「う、うん。もちろんだよ。」
悟「んじゃ、理屈臭い話はこれで終わりな。とりあえず腹減らねぇ?なんか食べようぜ。」
傑「さすがにこんな深夜には店も空いていないから、家にあるもので適当に作ろうか。」
硝子「あぁ、そうだな。さっき結構買ってきたから食材はあるよ。」
……これが、正解なのだろうか。私は、みんなを、ワルモノにして
傑「A?大丈夫かい?今からもどるよ。」
悟「ったく、はやく元気になれよ。これでも心配してるんだっつーの。」
硝子「おいで、A。あんたは一人じゃないよ。」
…私は、何も言わずに硝子の手を取った。
…私は、約束を破った上に、みんなをワルモノにしてしまった。そんな私は1番のワルモノだ。
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てんぎつね。 - この作品最高すぎる…!これが求めていた友情だ…! (2021年8月1日 10時) (レス) id: 04fcd4138c (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう(プロフ) - はるさん» その通りです…。ご指摘ありがとうございます。謝った情報を拡散させないよう、今後設定を練ります。ご指摘、本当ありがとうございました。 (2021年3月14日 11時) (レス) id: 34fd76ba58 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 伊地知さんさしすの二つ下なので車運転できないと思うんですけど (2021年3月12日 20時) (レス) id: d709936c59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:〇こんぺいとう | 作成日時:2021年2月6日 17時