どうして ページ45
…外に出て、今が夜なんだってわかった。
なんであの部屋には窓がないんだろうなんて、考えていたら、着いた場所は、私の中学時代の母校だった。
A「…っ、ぁ、」
…これが夢なんじゃなくて現実なんだって痛感した。
自分がやってしまったこと、やられたこと色々な出来事が頭を駆け巡った。
傑「A、落ち着いて。今から校舎に入るよ。」
A「どう、して?誰か、いるの?高専メンバー?学長?」
硝子「大丈夫。さっきも言ったけど、私らはAの味方だ。」
悟「んじゃ、入るぞ。」
…着いた場所は、3-Cと書かれた札がかかったクラスだった。中に入ると、多量の血を流している人が大勢いた。
A「な、にこ、れ。」
悟「こいつら、見覚えない?…あぁ、ごめん。だいぶぐちゃぐちゃにしたから原型わかんないか。」
傑「こいつらは、あの動画を見たやつらだよ、ざっと80人くらいかな。」
A「あ、あの動画ってまさか!」
私はポケットの中身を確認したが、目当てのものはなかった。
硝子「あぁ、スマホなら私が持ってるよ。ごめんな、見るつもりはなかったんだが、ロックがかかってなくてあっさり確認できてしまったんだ。」
A「っ、」
あの日が思い出されて、震えが止まらなくて、おもわず座り込んでしまった。
A「ははっ、見たんだ、動画、そっか、ごめん、」
硝子「Aは何も悪くない。…辛いこと思い出させてすまない。でもこうするしかなかったんだ。」
傑「…大丈夫、私たちがついているから。」
傑はずっと、私の背中を優しくさすってくれた。
モブ「ぅ゛、だ、れか、たす、け、て。」
悟「はっ、まだ生きてたんだ。しぶとすぎるだろ。さっさとくたばれ。」
悟は、喋った誰かにとどめをさした。
A「…これ、全部、悟と傑が、」
悟「あぁ、そうだ。聞かなくても残穢でわかるだろ。」
A「ど、してそんな、こと」
58人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てんぎつね。 - この作品最高すぎる…!これが求めていた友情だ…! (2021年8月1日 10時) (レス) id: 04fcd4138c (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう(プロフ) - はるさん» その通りです…。ご指摘ありがとうございます。謝った情報を拡散させないよう、今後設定を練ります。ご指摘、本当ありがとうございました。 (2021年3月14日 11時) (レス) id: 34fd76ba58 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 伊地知さんさしすの二つ下なので車運転できないと思うんですけど (2021年3月12日 20時) (レス) id: d709936c59 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:〇こんぺいとう | 作成日時:2021年2月6日 17時