傑と その4 ページ13
…彼の腕の中でそんなことを思っていたら、少しづつ落ち着いて来ていた。
それを察して、腕を緩めた彼の顔を見て、言った。
A「…ふふっ、それは、傑も同じくせに。傑は、『俺達、最強だから』って言ってる悟の隣にいなきゃ。『俺達』は、悟と傑、でしょ?最強の片割れの傑自身も自信持ってよ。私ずっと心配してたんだから!!傑からも『私達、最強だから』って聞いてみたいな〜なんてっ…傑?どうしたの…?」
また、腕の中に入った私は、傑の顔を見ようと身をよじると、彼が涙を流しているように見えた。
A「…傑?もしかして泣いてる…?」
傑「…どうして君は、」
傑が自身を落ち着けているように見えたため、その間にハンカチを取り出し、傑に差し出した。
A「ごめんね、傑。私もハンカチ持ってたのに、さっき傑の服たくさん濡らしてしまった。だから、お詫びとしてこれ使ってほしいな?」
そう言って、傑に差し出したら、ハンカチを持っている右手を手首ごと掴まれて、強く引かれた。
…今、起きている状況を理解するのに時間がかかった。なぜ目の前に傑の顔が、唇に何かが触れている感覚があるのか。
A「…っ、すぐ、るっ、」
58人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てんぎつね。 - この作品最高すぎる…!これが求めていた友情だ…! (2021年8月1日 10時) (レス) id: 04fcd4138c (このIDを非表示/違反報告)
こんぺいとう(プロフ) - はるさん» その通りです…。ご指摘ありがとうございます。謝った情報を拡散させないよう、今後設定を練ります。ご指摘、本当ありがとうございました。 (2021年3月14日 11時) (レス) id: 34fd76ba58 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 伊地知さんさしすの二つ下なので車運転できないと思うんですけど (2021年3月12日 20時) (レス) id: d709936c59 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:〇こんぺいとう | 作成日時:2021年2月6日 17時