112話 ページ18
A視点
A「貴方の能力は戦闘に不向きですよね？」
白衣「あぁでも私も何も持っていないわけではないのでね」
ゾムやショッピ君の傷跡から考えると
アイツが持っているのは銃とナイフ
ナイフは何本あるかわからない
銃ならば弾切れになる可能性がある
A「絶対に倒す」
白衣「頑張って下さいw私が持ってるものは銃とナイフだけでは無いですからねw」
A「は？何でそれを言う必要があるの？」
白衣「貴方を油断させるためです」
次の瞬間右肩に鋭い痛みが走る
一瞬油断してしまった
白衣「綺麗に刺さりましたねw」
A「うるさい！回避！」
回避能力を上げる
回避能力が上がったのが分かったのかアイツは銃を構えた
私を狙って銃を撃つ
当然その攻撃は避ける
避けるとアイツが笑っていた
私はまさか！と思い後ろを振り返る
私の真後ろに大先生がいたみたいで
銃弾は大先生へ向かっている
咄嗟に大先生に向かって手を広げ
能力を使うため叫ぶ
A「バリア！！」
大先生には銃弾が当たらず
ホッとした時銃声が響いた
パンッ
その銃声は後ろから聞こえた
私は膝から崩れ落ちる
寸前にショッピ君とゾムが私を驚きの目で見ていた
白衣「まぁそうするでしょうね
やはり貴方は甘い、甘すぎるw」
鬱「A！Aしっかりするんや！」
大先生の声が近くで聞こえる
ゾムとショッピ君の声も
ゾム「A！」
ショッ「Aさん！しっかりして下さい！」
意識が遠のいてきて
私が張っていたバリアが消える
鬱「今直すからな！寝るんやないで！」
白衣「無理ですよ」
その声の後何かが割れる音がした
パリンッ
辺り一面に青い霧が広がった
多分さっき割れたのは青い薬が入っていた瓶か何かかな？
鬱「何でや！能力が使えん！これじゃあAが死んでまう」
白衣「ハッハッハ！さっき使ったのは能力を消す薬だ！
いくら能力を使おうとしても無駄だ！」
鬱「ゾム、ショッピ君」
ゾム「それ以上何も言えんようにしたるわ」
白衣「行っている時間があるんなら私の後ろでもとってみろ！」
ショッ「もうアンタの後ろはとってるっす」
白衣「なっ！ガハッ！」(バタン)
アイツが倒れた音がした
電源が入っていたインカムで色んな人の声や大先生やショッピ君とゾムの声が聞こえる
けどもう意識が保てない
私は最後の力を振り絞りインカムを全員に繋げ
笑顔で言った
A「ありがとうそしてさよなら」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 64人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
MUK(プロフ) - のらぎつねさんありがとうございます！見切り発車のこのような作品で楽しんでいただけたなら光栄です。ちなみにスマホを変えたので名前変えました。長文失礼しました (2020年6月11日 0時) (
レス) id: 38fd2cba74 (このIDを非表示/違反報告)
のらぎつね - 面白かったです!なんかいいお話でした!!! (2020年6月10日 23時) (レス) id: 698653cd83 (このIDを非表示/違反報告)
ムック(プロフ) - カリカリポテトさん−たしかにこんな生活してみたいですね！コメントありがとうございます！番外編でのリクエストなどもお願いします！ (2019年7月6日 16時) (レス) id: a6e61e9fbe (このIDを非表示/違反報告)
カリカリポテト - 面白かったです！私もこの話みたいな生活をしてみたい！ (2019年7月6日 9時) (レス) id: a970c7b31c (このIDを非表示/違反報告)
ムック(プロフ) - ソラネコさん−因みに覚えてますよ！ (2019年6月24日 23時) (レス) id: a6e61e9fbe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
