Jr. 短編集《 キミの夢を見ていた 》

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『 ただいまあ！！』


向「 ただいまーーー！！！」


オフを利用して2人で来たのは、関西ジュニアの稽古場。


道枝「 康二くん！」


はい可愛い。連れて帰る。


『 みっちー、私は？！』


道枝「 Aちゃんは、あとで。」


『 どうしよめっちゃ塩やねんけど。』


長尾「 Aちゃん会いたかったです お帰りなさい！」


『 康二、、長尾東京連れて帰ろ。』


向「 あかん、絶対うるさい笑 」



ええなあ、賑やかやなあ。… 懐かしいな。


西畑「 康ちゃん、A、おかえり。
あとちょっとやから、見ていくやろ？最後まで。」


大吾はほんまにしっかりしてる。
関西ジュニアのセンターは大吾やから務まるんやと思う。


『 うん！』


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向「 えっ、え、A？」


みんなの稽古が終わって、隣のAをちらりと見ると、
Aは目に涙を浮かべていた。


大橋「 A〜、終わったで〜！
って、なんで泣いてるん？じーこ、泣かしたあかんって〜 」


終わってすぐ俺らのとこに来た大橋が騒ぎ出したせいで
一斉に注目が集まる。


大西「 Aちゃん泣かした罪は重いで。」


流星は怒ってても可愛い。


高橋「 康二くん、それはダメっすよ。笑 」


お前はチャラチャラしすぎや。


藤原「 どーせ、懐かしくなったんやろ。」


Aのことならなんでも知ってるみたいな顔しやがって。笑


『 うん、なんか、やっぱええなぁって。みんな、家族みたいなもんやから。』


あかん。
なんか、俺も泣きそう。




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